この記事では
- Googleビジネスプロフィールを削除すべきか?
- Googleビジネスプロフィールを削除しないくてもいい場合
- Googleビジネスプロフィールのアカウントを削除する際の注意点
以上の3つを中心に解説していきます。
それでは最後までご覧ください。
Googleビジネスプロフィールのアカウントは削除すべきか?
Googleビジネスプロフィールのアカウントは削除するべきでしょうか?
結論から申し上げますと、アカウントの削除はできますが、アカウントを削除する必要はありません。
アカウントを削除したい理由としてあげられるものは
「閉業するから」
「お店を移転するから改めて情報を整理したい」
「口コミの評価が低いから再登録したい」
など様々な理由があると思います。
しかし、基本的にはアカウントは消さないほうがいいです。
ですので、アカウントを残したまま様々な対策をしていきましょう。
Googleビジネスプロフィールアカウント削除しなくてもいい場合
Googleビジネスプロフィールアカウント削除しなくてもいい場合とはどんな場合でしょうか?ここではアカウント情報を消さなくていい場合の対処法について解説します。
閉業マークをつける
Googleビジネスプロフィールのアカウントを削除する理由として、「閉業する」からがあると思います。
閉業する場合は、アカウントの削除ではなく、Googleビジネスプロフィールに「閉業マーク」をつけるようにしましょう。
理由は、たとえ閉店したとしても、ユーザーはそのお店について検索することがあるからです。
検索時にGoogleビジネスプロフィールが削除されていてはユーザーがどのようなビジネス状況なのかを確認することができません。
(お店が営業しているのか閉業しているのかわかりません)
Googleビジネスプロフィールのアカウントを残し、閉業マークをつけることでユーザーに自分の店舗のビジネス状況について伝えることができます。
また、再度開業する際も、「営業中としてマーク」をつけることで簡単に開業をユーザーに伝えられます。
アカウントの信頼性も担保された形になりますので、閉店・閉業時は「閉業マーク」をつけるようにしましょう。
住所を変更
お店を移動するからGoogleビジネスプロフィールのアカウント情報を消さなければならないと考えるオーナーもいるかと思います。
基本的にはGoogleビジネスプロフィールのアカウントは削除せずに、住所の変更をしましょう。
お店の場所が変わったとしても、アカウント情報をそのまま引き継ぐことで、アカウントの信頼性も引き継ぐことができます。
口コミが多い場合だったり、投稿を多くしてきた場合などはアカウントがGoogleから信頼されている可能性が高いので、アカウントを消さないように注意しましょう。
また、1からアカウントを作る場合は、今までの評価の蓄積がない状況からになってしまいます。
休業表示にする
お店を休業する際もアカウントを削除しないように注意しましょう。
休業時はGoogleビジネスプロフィール上で「臨時休業マーク」 をつけるようにしてください。
また、閉業時と同じように開業する際には「営業中としてマーク」をつけることで簡単にGoogleビジネスプロフィールでユーザーにビジネス情報を伝えることができます。
Googleビジネスプロフィールのアカウントを削除した場合には、今まで蓄積してきたものがなくなってしまいますので、休業明けからは0からのスタートとなってしまいます。
アカウント削除はメリットが少ないので注意してください。
アカウントを削除して再登録したい場合
お店のリニューアルをする場合
お店をリニューアルしたりブランド変更をするなどして、今までの店舗情報と全く異なるため情報を引き継ぎたくない場合もあるかと思います。
そういう場合はアカウントを削除してから、Googleビジネスプロフィール上に新しいアカウントを作りましょう。
ただし、アカウントを削除した場合は1からのスタートとなってしまいますので、再び、アカウントを登録する際はよく検討してからにしましょう。
また、Googleのデータベースには以前使用していたアカウントの情報が残っていますので、Googleに同じお店と特定されれば、新しいアカウントに以前のアカウント情報が統合される可能性もあるので注意しましょう。
評価の悪い口コミが多い
Googleビジネスプロフィールの口コミ点数が低かったり評価の悪い口コミが多く、アカウントを削除して再登録したい場合もあるかと思います。
しかし、Googleビジネスプロフィール上には口コミがすでにデータとして蓄積されています。点数が低いからと言って必ずしも悪いとは限りませんし、再登録した場合でも以前のアカウント情報と同じ事業者と特定されれば、口コミも統合されてしまう可能性もありますので注意しましょう。
基本的には口コミのリセット・削除目的でアカウントを削除するのはやめることが望ましいでしょう。
もし、悪い口コミを多く獲得してしまっている場合はよい口コミが獲得する施策を打っていくことが重要です。
こちらの記事では効果的な点数の高い口コミの獲得方法について解説しておりますので、是非ご参照ください。
ポリシー違反せずに高得点のGoogle口コミを獲得する方法
Googleビジネスプロフィール削除方法
Googleビジネスプロフィールのアカウントをどうしても削除したい場合は、アカウントの削除は可能です。ここでは、削除方法について解説します。Googleビジネスプロフィールのアカウントを削除する場合は、Googleビジネスプロフィール マネージャ・Googleマップ両方を削除しなければなりませんのでご注意ください。
Googleビジネスプロフィール削除方法①Googleビジネスプロフィール マネージャから削除
1.Googleビジネスプロフィールの管理画面にアクセスします。
2.左上にあるGoogleビジネスプロフィールマネージャをクリックします。
3.チェックボックスにチェックを入れる
4.操作をクリック
5.ビジネス情報削除を選択
Googleビジネスプロフィール削除方法②Googleマップから削除
1.Googleマップにアクセスする。
2.削除するビジネス情報にアクセスする。
3.ビジネス情報下の「情報の修正を提案」をクリック
4.「休業、閉業、または削除」をクリック
5.画面上の手順に従い、リクエストを送信する。
6.Googleから審査が行われ、削除される。
Googleビジネスプロフィール削除する際の注意点
「リスティング削除」はオーナー権限のみ
Googleビジネスプロフィールの管理権限には3段階あり、権限の段階によって、管理できる範囲が変わります。
リスティング削除にはオーナー権限がなければなりません。
Googleビジネスプロフィールの管理画面にリスティング削除がない場合は管理権限を確認してみてください。
オーナー権限がない可能性があります。
すぐには削除されない
Googleビジネスプロフィールの管理画面上でリスティング削除した後はGoogleマップで情での削除申請をしますが、Googleマップから完全にGoogleが申請を受理するまで少し待たなければなりません。
Googleマップ上から完全にGoogleマイプロフィールが削除されるには、早くて2〜3週間かかります。
口コミや投稿数が多い場合はGoogleマップ上からアカウント情報が消えない可能性もありますので、注意しましょう。
削除したアカウントは復元不可能
Googleビジネスプロフィール管理画面、Googleマップの両方から完全にビジネス情報が削除された場合は、アカウントは復元できなくなります。
ただし、削除してからの期間短いことやマップ上にビジネス情報があれば、管理画面から削除した後に復元は可能です。その場合は、もう一度、オーナー確認をする場合は時間がかかってしまいますので注意しましょう。
使用しているアカウントを削除
稀にGoogleマップ上で同じGoogleビジネスプロフィールのアカウント情報が重複していることがあります。主な原因は食べログやホットペッパーなどのサイトステーションの情報をもとにGoogleが自動でGoogleビジネスプロフィールのアカウント情報を生成しているからです。アカウントが重複している場合はGoogleマップ上で重複したアカウントから削除依頼が可能ですでGoogle側に削除依頼を報告しましょう。
サポートにお問い合わせしても削除はできない
Googleビジネスプロフィールのサポートセンターにアカウント削除の依頼をしてもGoogleビジネスプロフィールアカウントはサポートセンター側から削除されることはありません。
Googleビジネスプロフィールを削除する際はオーナーご自身で削除しましょう。