【2022最新】MEO対策の方法と上位表示のためにやるべきことを全公開

MEO、ローカルSEOが店舗事業者にとってとても大事な要素になっています。

しかしMEO対策はまだ黎明期であることから、胡散臭い業者などが高いお金を取ってMEOの対策方法を教えていたりしています。

店舗事業者にとってとても大事なMEOに関する情報を、以下のような章立てで全て無料で公開します。
面倒ですがこれをやれば基本的なMEO対策としては十分な内容をまとめています。

・GoogleのMEOに関してのロジック(2021年6月時点)
・具体的なMEO・ローカルSEOのためにやるべきこと

 

GoogleのMEO・ローカル検索に関してのロジック(2021年6月時点)

それではMEO対策を進める上で最重要であるGoogleの公開しているロジックと考え方から解説していきます。

Googleはローカル検索結果(MEO)の改善方法を公開してくれています。
※参考:Googleのローカル検索結果の掲載順位を改善する

その中で検索結果順位が表示される仕組みとして、以下三点をあげています。

・関連度
・距離
・知名度

それぞれを詳しく解説します。

 

MEOロジック①:関連度

関連性とは、ユーザーの検索ワードとあなたのビジネス情報が合致する度合いを指します。

例えば「渋谷 居酒屋」で検索をされた場合は、渋谷駅近辺の居酒屋が表示されます。
「渋谷 居酒屋 個室」で検索をした場合は、その中で更に個室という要素が合致するお店が選ばれます。

ユーザーが検索するものに対してのビジネスの関連性が1つ目の要素となります。

 

MEOロジック②:距離

MEOとSEOの一番大きな違いはここにあるでしょう。
ローカル検索においてはユーザーの調べているエリア情報や位置情報とお店(ビジネス)の物理的な距離が大事な要素になります。

「渋谷 居酒屋」で検索をした際に、新宿駅の居酒屋が表示されるとユーザーとしては使い勝手が低くなってしまいます。

この場合、渋谷駅近辺の居酒屋が表示されるため、お店としては対策が難しいポイントになります。
(遠ければ遠いほど不利になります)
ただし、スマートフォン等で「居酒屋」のようにエリア情報を入れずに検索をした場合は、ユーザーの現在の位置情報を元に検索がされるためすべてのお店にチャンスがあります。

ローカル検索において2つ目の要素が距離になります。

 

MEOロジック③:知名度

知名度は、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。

Googleの口コミの数や点数の影響も知名度項目の一つです。
またSEOにかなり近い概念で、ウェブ上のリンクや記事、ブログやSNSなど様々なところでビジネスが言及されているかなどが大事な要素になります。

ユーザーが自分のビジネスをいかに知ってくれているか、話題になっているかの「知名度」が3つ目の要素になります。

 

MEO・ローカルSEO対策のために具体的にやるべきこと

それでは具体的にMEO対策としてやるべきことをあげていきます。

基本的にMEO対策はすべてユーザーのためになることです。
(Googleがユーザーの役に立つ情報を出そうとしているため)

対応することでユーザーのためにもなるため是非一つ一つ実施していきましょう。

 

詳細情報の入力、ビジネス情報の更新と充実

GoogleはまずMEOにおける基本的な対応として、「ビジネス情報の更新と充実」をアナウンスしています。

MEOロジックの”関連性”に関連するため、Googleマイビジネスのビジネス情報はできるだけしっかり入力をしましょう。

例えば「渋谷の居酒屋です」という書き方だと、ユーザーもGoogleもどんな居酒屋かわかりません。
「渋谷のランチも出来る海鮮居酒屋です。おしゃれな個室もあるので合コンにもおすすめ」だと、ユーザーもGoogleもお店の詳細を理解出来るため上位表示されやすくなります。

 

ビジネス情報に画像や動画を追加する

ただ文字情報を入力するだけでなく、Googleマイビジネスに画像や動画を追加することも大事です。

カバー写真とロゴ、店内の写真は3枚以上を目安に入れましょう。
またチーム写真など人間味のある写真を入れると良いでしょう。

集客_写真サンプル

検索結果に表示される画像はユーザーが最初に見るお店の情報でもあります。
できるだけしっかり撮影をして追加しましょう。

また簡単な10~15秒程度のお店を紹介する動画があると尚良いです。
動画を入れている店舗はまだ少なく、大きな差別化に繋がります。

 

NAP情報の統一

詳細情報の入力にあたってもう一つ意識したいのが、NAPの統一です。
NAPとは以下の三要素です。
N:Name(お店の名前)
A:Address(住所)
P:Phone(電話)

クローラーは自社サイト内外の表記ゆれを「異なる情報」として認識するため、Googleマイビジネスの情報と各集客メディアやSNSで情報を統一することが重要です。
せっかく自分のビジネスに関する内容なのに、別物と捉えられるとMEOのパワーが貯まらない結果になってしまいます。

例えば渋谷Barというお店があったとして、「渋谷バー」という表記と「渋谷Bar」は別物と認識されてしまいます。
正式名称で統一するようにしましょう。
(Googleは賢いため利用者が増えてくると同一と認識してくれるようになりますが、無駄な効果の分散は避けるべきです)

 

ビジネス情報のオーナー確認を済ませる

MEOの結果表示されるGoogleマイビジネスの情報には、「オーナー確認済み」のビジネス情報と確認されていないビジネス情報の2パターンあります。

MEO_オーナー確認

オーナー自身で情報発信しているビジネス情報と、正しい情報かわからないビジネス情報のどちらをGoogleが優遇するかは明白でしょう。

MEOの順位を上昇させるためにもオーナー確認は必ず済ませるようにしましょう。

 

営業時間などの情報をしっかり更新し、正確性を保つ

お店がしっかり情報を更新し正しい情報であるとアピールすることはユーザーにとってもMEOにとっても重要です。

特にコロナウィルスが広がり、Googleマイビジネスの店舗営業時間などが間違っていることによりユーザーに多くの不利益が生じました。

営業時間_コロナウイルス影響

海の日など祝日で営業時間が変わる場合は特別営業時間として設定をしましょう。

お店に行ったら営業時間なのにやっていなかったというのを避けるため、しっかり営業時間などの情報を更新することが大切です。
更新して正しい情報を入れている努力をしているお店はMEO観点でもプラスになります。

 

投稿機能を活用して投稿する

同様に投稿機能も活用しましょう。

お店の最新情報や日記的な投稿など、SNSのような使い方で構いません。

投稿した内容は検索ページにも表示されるため、ユーザーに見てもらいやすくなり積極的に活用しましょう。

投稿した内容

 

口コミの獲得と返信

Googleは”知名度”の要素の一つとして、口コミの獲得と返信をあげています。

お客さんに口コミを書いてもらいましょう。
また口コミに返信をすることも重要です。

口コミと返信は誰でも見ることができるため、お店の真摯な対応をユーザーにアピールすることにも繋がります。

口コミに関して詳しくはこちらの記事も参考にしてください。
【2022最新】Googleマイビジネス(ビジネスプロフィール)の口コミ対策とやるべき4つのこと

 

自社ホームページを用意してGoogleマイビジネスにHP情報を登録する

MEOはSEOと別物として捉えられるケースも多いですが、SEOと同じ考え方で良いところも多いです。

自社ホームページを作成して、GoogleマイビジネスのWebサイト情報として登録をしましょう。

自社ホームページがないビジネスは怪しいビジネスとして捉えられることもありますので、
しっかり作成をして情報を充実させていきましょう。

 

各種SNSでの発信

各種SNSの登録と情報発信をしていくことも大切です。

お店の”知名度”が広まれば広まるほどMEOにも効果的です。
インスタグラムを中心としたSNSでしっかり情報発信をして新規顧客やファンを生む努力をしましょう。

ブログなどで取り上げてもらうことも効果的です。

 

MEO対策のためにやってはいけないこと、NG例

ここまでは具体的なMEO対策をいくつか紹介してきましたが、MEOにおいてはやってはいけないこともあります。

SEOも不正行為により順位が下げられる例が沢山ありますがMEOにおいても同様でGoogleのガイドラインに抵触する行為NGです。
一見やったほうが良さそうと思えることもありますが、長期的にはマイナスとなりペナルティをくらうリスクもあるので注意しましょう。

やってはいけないことの中でもやっているお店が多いNG例を紹介します。

 

お店の名前などに不適当なアピール文言等を入れる行為

例えば正式名称で渋谷Barというお店があったとして、それをMEOに効果的に見えるからという理由で「個室完備!割引中!渋谷Bar」のように過度にアピールする行為はNGです。
ビジネス名にこうした不要な文字を入れる行為はNGとなります。

ビジネス名は正式名称にしましょう。

 

ビジネスの説明に値引きや特典などを過度に強調する行為

ビジネスの説明は、お店の特徴などをアピールするところです。

そこに「今なら10%割引実施中!予約はこちらまで」のようなものしか説明がないとユーザーはどう思うでしょうか?

お店の特徴やどんなお店か知ってもらうところでは適切にPRをし、過度にそうしたお店と関係のない情報を入れすぎないようにしましょう。

 

お金で口コミを買う行為などをしない

こちらが一番やっているお店が多いかもしれません。

MEO業者の中には1件5,000円などで口コミを請け負っている業者もありますが明確にNGです。

そうした低品質なサクラ口コミはGoogleが最も嫌うような行為ですから、掲載停止や二度と上位に上がってこれないペナルティを課される可能性もあります。

Googleはとても賢いのでそうした不正をせずに真っ当に対策するのが求められます。

 

MEO対策を理解しローカル検索で上位表示を狙おう

MEOはお店の集客を左右する非常に重要なものになっています。

MEOは無料でできることがほとんどです。
不正をするのではなく正しく理解し、ユーザーのためになることを心がけましょう。