脱毛サロンの開業までの流れ、資格や開業資金の相場を解説

元々脱毛は女性のものと思われていましたが最近は男性の間でも人気です。
そうした男女問わずの人気の高まりもあり脱毛サロンの開業相談も増えてきました。

この記事では
・脱毛サロンの特徴と開業時にやるべきこと
・脱毛サロンの開業資金の相場
を紹介します。

 

脱毛サロンの開業の特徴と開業時にやるべきこと

脱毛サロンの開業を検討されている方は多いです。

最近は男性の美意識の高まりを受けて男性の脱毛も増えてきました。
男性の脱毛増加の理由は若年層を中心とした韓国トレンドの高まりとローランドさんの影響と言われています。

 


 

人気のBTSなど韓国アイドルに髭が濃い人はほとんどいません。
男性も韓国トレンドを取り入れる人が増えており脱毛の傾向が加速しました。

ローランドビューティーラウンジ
https://roland-bl.jp/

ローランドさんは自身で脱毛サロンを開業され人気になったことで脱毛サロンの知名度も大きく上がりました。

元々女性には人気の脱毛ですが最近は男性ニーズも増えた影響で市場が活性化しています。

それでは具体的に脱毛サロンを開業する際にやるべきことを解説していきます。
あくまで代表的な内容に絞っているため、詳細はご自身の開業するサービスに合わせてご検討・ご確認ください。

 

脱毛サロン開業の特徴を理解する

脱毛は資格が必要と思われがちですが、資格が不要な場合もあります。
医療脱毛には国家資格が必要で、湘南美容を始め医療脱毛を行っているところも多数存在します。

一方で、資格が不要なエステの範疇での脱毛をすることもできるため、最近の脱毛ブームもあり開業の熱が高まっているようです。

 

脱毛サロン開業時に資格取得を検討する

脱毛サロンは医療脱毛行為に関しては国家資格が必須となります。
医療脱毛機器に関しても資格がないと購入することもできません。

レーザーを扱うことや毛根を破壊するなど医療行為に関わる脱毛は資格が必要となるので注意しましょう。

ワックスを使った簡易的なものであったり美容(非医療)の範囲での脱毛行為は資格は不要とされています。
ブラジリアンワックスや脱毛には民間の資格も存在しており、資格があるとないとではお客様が感じる安心感は違うかもしれません。
ご自身が開業を検討されているサービスの提供内容に合わせて資格取得も検討しましょう。

脱毛に関わるトラブルは多く起きているため、必ず自身が提供しようとしているサービスが資格がいるものなのかいらないものなのかを確認してから開業をするようにしましょう。

国民生活センター

 

脱毛サロンを開業をする不動産を探す

脱毛サロンを始めるにあたって重要なのが不動産です。

都心部には多くの脱毛サロンで溢れています。

駅から近い物件を選ぶと不動産関連費用も非常に高額になるため、予算と相談をしながら場所を選んでいきましょう。
不動産に関連する費用は高額でもあるため、専門家の意見も聞きつつ決めていくことが望ましいでしょう。

 

内装工事をする

脱毛サロンは美容に関わるサービスのため、内装や受付などお客様を迎える店舗にもこだわりましょう。

おしゃれで洗練されたイメージを与えるサロンが多く開業しているため、中途半端なお店づくりをしてしまうと他のお店に流れてしまうかもしれません。
開業資金に響く部分ですが、立ち上げるブランドならではのイメージを押し出していきましょう。

 

必要器具・備品の準備

物件と内装が決まったら脱毛サロンを開業するための器具や備品を準備していきます。

・エステベッド
・脱毛用のジェル
・お客様用の着替え
・脱毛関連器具
・施術後の保湿剤

など、提供するサービスに合わせて器具や備品を用意していきます。
開業・独立に向けて準備を進めましょう。

 

資金を用意する

脱毛サロンの開業には規模や内容にもよるもののまとまったお金が必要になります。

必要な資金が用意できるよう、あらかじめ準備をしておくか創業融資を検討しましょう。
創業融資を得るための書類や申請は面倒で苦手な方も多い作業ですので、適宜専門家の手を借りたり時間に余裕を持って対応していくのが大切です。

 

人の採用とトレーニング

場所や内装が決まり、必要な器具も用意できたら次は人です。

脱毛は専門的な作業を伴いますので、お客様に満足いただけるよう従業員の採用やトレーニングを欠かさないようにしましょう。

 

マーケティング活動

いよいよ開業の日を決めたらできるだけ多くのお客様に伝わるよう宣伝活動をしましょう。

チラシを配るもの良いですし、ホームページやSNSなどあらゆる宣伝手段を使ってお店のことをPRしましょう。
脱毛サロンはインフルエンサーを活用したマーケティングも多いです。

ローランドさん自ら広告塔になっている脱毛サロンもありますし、こうした美容領域はインスタグラムなどを活用してお客様を獲得していくことが重要でしょう。
また、口コミも非常に重要です。
脱毛サロンはたくさんありますし、自身の美に関わるためユーザーは特に口コミを重要視します。

Googleマイビジネス(ビジネスプロフィール)の口コミや、体験談をブログにしてもらったりアフィリエイトを活用するなど幅広いマーケティング手法を駆使する必要があるでしょう。

Googleマイビジネス(ビジネスプロフィール)の集客効果は?必要な対策も徹底解説! インスタグラムのプロアカウントとは?作り方からできることまで徹底解説

 

脱毛サロンの開業資金の相場

脱毛サロンには医療脱毛や資格不要の美容脱毛などがありますが、ここでは医療脱毛ではなく美容・エステの簡易的な脱毛に関する開業資金の相場を紹介していきます。

脱毛といっても全身や部位脱毛、脱毛の手法も様々なので一概に開業資金相場を出すことは難しいのが現実です。
開業資金に大きく影響を与えるのが以下の要素です。

  • 店舗・テナントの立地や大きさ
  • 内装にどこまで力を入れるか
  • 器具・備品をどこまで揃えるか

不動産は場所にもよりますが、初期費用が数百万円かかるケースが珍しくなく不動産に関わる費用がどの程度になるかが開業資金に大きく影響します。
また、医療用でないため高額なレーザーなどの購入はないと思いますが、脱毛に関わる専門商品を揃えるなど一定コストはかかってくるでしょう。

一般的な不動産立地やモデルだと大体300万程度が開業資金の目安と言われています。
首都圏以外であったり坪数を小さくすれば100~200万程度の開業も可能でしょうし、内容によって一概には言えませんのでご自身の提供しようとしているサービスと場所・内装に合わせて検討をしていきましょう。

 

脱毛サロンの開業・独立プロセスを知り準備を進めましょう

男女問わず美意識の高まりとともに脱毛サロンの注目も集まっています。

一方で医療用の脱毛を展開するお店も多く、資格がない場合はできることもお客様も限られるため一筋縄ではいかないのが脱毛サロンの開業です。
特に一歩間違えるとトラブルが発生することもあるため、開業前に資格や提供出来るサービスを慎重に検討することをおすすめします。

開業時に必要な準備やプロセスを知り、開業に備えましょう。