花屋の開業は特に女性に人気です。
この記事ではこれから花屋の開業を検討する人に、
- 花屋の開業までの流れ
- 花屋の開業資金相場
花屋の開業・独立までの流れ、必要な資格
女の子のなりたい職業常連のイメージがある花屋さん。
クラレが行ったの2019年版新小学1年生の「将来就きたい職業」、親の「就かせたい職業」の調査によると花屋は3位でした。
根強い人気があることがわかります。
※参考:https://www.kuraray.co.jp/news/2019/190403
またコロナ禍で家にいる時間が増えたことで花を飾りたいという人も増えたようです。
夏がキタ――(゚∀゚)――!!
青い花を飾ると、お部屋がグッと涼やかに🐬
暑い夏を、爽やかに過ごそう💙そして、医療従事者の方々に感謝とエールをを込めて…#blueflower#ありがとう#医療従事者に感謝#医療従事者にエールを pic.twitter.com/kgq4TfoMyv
— イーフローラ 🌸全国お花屋さんネットワーク🌸 (@eflora_official) July 22, 2021
それでは花屋の開業には具体的には何をすればいいのか解説をしていきます。
花屋の開業に関連する資格の取得を検討する
花屋の開業にあたって資格は必須ではありません。
資格不要で始めやすいということも花屋の特徴でしょう。
一方で、「フラワーアレンジメント」や国家資格である「フラワー装飾技能士」などの資格があった方がお客様が感じる安心感も違うでしょう。
開業・独立にあたっては資格の取得を検討しましょう。
お花の仕入れルートを確保する
花屋において言うまでもなく仕入れは重要です。
花屋の開業・独立を検討されている方はすでに仕入れルートのイメージがついていると思いますが、
継続的にビジネスが続けられるよう準備しておきましょう。
- 市場で仕入れる
- 卸業者から仕入れる
など様々な仕入方法があり、代表的な仕入れ市場は「大田市場 花き部」などがあります。
受付カウンターに素敵なアレンジを発見!
麻紐と木製クリップを使って花留が作ってありました!浅い器を使っているので、花材がない空間も素敵です。ビー玉が、とても涼し気ですね☺#花 #お花 #ヒマワリ #飾り方 #花留 pic.twitter.com/sRXypmvmB6
— 大田花き 広報【公式】 (@PR_Otakaki) July 23, 2021
仕入れの独自性と目利き力が優位性になりますので是非ご自身の経験を活かして仕入れを行いましょう。
花屋を開業をする立地の不動産・物件を選ぶ
花屋を開業をする不動産を選びます。
立地はビジネスの成功を左右する重要な要素になります。
住宅地の家に飾るお客様をメインターゲットにしたり、ビジネス需要を狙ってビジネス街に開業をするケースもあります。
最近はコロナの影響でビジネス需要は減ってしまっていますが、どういったお客様をターゲットにして開業をするかで立地は大きく変わります。
あらかじめ競合店などの調査と合わせて開業する立地や不動産の選定に関する準備を進めましょう。
内装工事とその他必要なものの準備
花屋の開業にあたって内装の変更や必要なものの準備を進めていきましょう。
花屋は居ぬき物件を活用すれば大規模な内装変更や工事は不要な場合が多いです。
場合によっては水道工事などが必要になりますので、確認をしておきましょう。
その分、
・フラワーキーパー
・ディスプレイ(什器)
・仕入れ用の車
など花を綺麗に保ちお客様にPRできるものを用意していく必要があります。
ほかにもレジやBGMなどお店に必要なものを用意する必要があり、特に仕入れ用の軽トラックなど車を買う場合などは比較的資金が必要となります。
オンラインでの販路も検討する
お花屋さんはオンラインで販売するケースも増えてきました。
結婚式やビジネス用途に届けられるような準備も必要でしょうし、最近はお花のサブスクリプションビジネスも登場しています。
今週末からお届けスタート✨
夏限定BOX🌈ブルーミー初、夏だけの特別なデザイン🌻
\箱のテーマは3種類/
夏のビーチ🏖️
アイスクリーム🍨
花火🎇どれが届くかはお楽しみ♪
ぜひ、どの箱でお花が届いたか教えてくださいね💐#ブルーミー #bloomee #お花の定期便 pic.twitter.com/oHetZmPcsS
— ブルーミー(bloomee) / お花の定期便【公式アカウント】 (@bloomee_jp) July 9, 2021
また少し方向性が変わりますが、ハンドメイド商品を販売するところでお花関連の商品を販売するケースも増えています。
代表的なのはクリーマです。
朝早くに咲き、お昼にはしぼんでしまう儚い花、朝顔。
そんな朝顔には、色ごとに異なる花言葉があります。花言葉と名前の由来、朝顔の花をモチーフにした作品をご紹介します!#Creemaのブログ
>> https://t.co/RGMXRIbcK3 pic.twitter.com/2bbPg8iJCU
— Creema(クリーマ) (@Creema_jp) July 17, 2021
お店でお客様に販売するだけではなく、様々な販路を検討することが繁盛店になるポイントとなるでしょう。
資金を用意する
花屋の開業に必要な資金を準備しておきましょう。
不動産に関連する費用や軽トラックなど、想定以上にお金がかかります。
開業前に自己資金をできるだけ貯めておきましょう。
自己資金だけで開業できない場合でも、創業融資などお金を借りることで開業することも可能です。
開業に関する届出を出す
個人事業主や法人として開業をする場合は、開業に関する届出を出しましょう。
ご自身で情報を調べて行うこともできますし、最近ではfreeeなど簡単に進められるサービスも出てきました。
※参考:https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/07_3.htm
マーケティング活動
いよいよ開業の日を決めたらできるだけ多くのお客様に伝わるよう宣伝活動をしましょう。
チラシを配るもの良いですし、ホームページやSNSなどあらゆる宣伝手段を使ってお店のことをPRしましょう。
花屋はインスタグラムとGoogleマイビジネス(ビジネスプロフィール)の活用がおすすめです。
お花は見栄えがとても大切になりますので画像を使った発信が重要となるためインスタグラムを活用すべきです。
またGoogleの口コミや店舗情報はたくさんの方が目にするためGoogleマイビジネス(ビジネスプロフィール)も重要です。
それぞれの詳細は以下の記事を参照ください。


花屋の開業資金の相場
花屋の開業資金に関しては、主に以下の観点で大きく変わります。
- 不動産をどこで借りるか、どれくらいの坪数があるか
- 車やフラワーキーパーなどにどの程度お金をかけるか
一番かかる費用が不動産に関わる費用です。
開業に関わる初期コストの半分以上が不動産ということも普通です。
また車の用意などもお金がかかるポイントです。
最初に販売するお花をどの程度仕入れておく必要があるかも開業資金を左右します。
什器やWebページ作成、広告宣伝費や人件費を考えるとあくまで目安となりますが、
300万〜500万程度が開業資金の目安となるでしょう。
不動産の立地や大きさ、内装へのこだわり次第では500万〜1,000万円程度かかるケースも普通です。
どこにお金をかけてどこを節約するのか専門家の意見も聴きながら検討を進めていきましょう。
花屋開業のノウハウを知り独立開業の準備を進めましょう
花屋の開業は様々なことをやる必要がありますが、特に大事なことを解説しました。
専門家にもアドバイスを求めつつ、是非開業・独立に向けて準備を進めましょう!