開業・独立を検討される中でもラーメン屋は人気業種です。
根強い人気がありますし、美味しいラーメンは夢があります。
ラーメン屋の開業・独立を検討する方向けに
- ラーメン屋開業の特徴とトレンド
- ラーメン屋の開業にあたって必要な作業
- ラーメン屋の開業にあたってかかる費用相場
ラーメン屋開業の特徴とトレンド
ラーメン屋は開業を検討される業種の中でも人気です。
おはようございます
俺の生きる道 白山店です本日は白山店は定休日となります
しっかりと休んで来週も美味しいラーメンを作る準備をします柏店は元気に営業しております!
よろしくお願いします!また、限定メニューなどの発売開始日は決まり次第Twitter、LINEにて告知させていただきます pic.twitter.com/9iomBFK3GF
— 俺の生きる道 白山 (@yumekata1128) September 27, 2020
こちらは元プロ野球選手の開業したラーメン「俺の生きる道」です。
お客さんの耐えない人気店となっています。
美味しいラーメンを提供出来るというのはある意味で男の浪漫、開業を検討される方も多いでしょう。
ラーメン店開業の特徴
ラーメンは男性を中心に根強い人気があります。
また他の飲食店と比べるとお客さまの回転が比較的早く、人気店になると一気に年収数千万となることもできるため夢のある業種です。
超有名店になるとインスタントでの販売なども展開できる余地があり、売上の天井も高いため人気です。
人気店のEC、宅配、デリバリー活用の流れ
飲食店業界を中心に大きな影響を与えたコロナウィルス。
ラーメン屋も例外ではありません。
ラーメン屋にも以下のようなトレンドが生まれています。
- デリバリー活用の流れ
- EC、宅配活用の流れ
ラーメン屋にもデリバリー活用の流れ
ラーメンは汁物なので溢れやすくデリバリーは不向きと思われがちです。
しかしコロナ以降の技術の進化もあり、確実にデリバリーの流れも浸透しています。
特に容器のイノベーションは進んでおり、「冷めやすい、溢れやすい」というデリバリーにおけるラーメンの最大の弱点を克服できるようになってきています。
食品容器大手のエフピコが出前館と共同開発した容器がこちらです。
※「出前館」と「エフピコ」が共同開発!麺類向けのデリバリー特化型容器、販売開始!
冷めにくく溢れにくい容器のイノベーションが進んだことで、ラーメンにもデリバリーを活用する流れが広まってきています。
EC、宅配活用の流れ
コロナ禍で大きく注目を浴びたのが”宅麺”です。
【プレスリリース】
「2021年上半期エリア別人気ラーメンTOP3」を発表いたしました👏2021年1月1日〜6月30日に販売した全国179店舗・249商品の中から、7つのエリア別に人気ラーメンTOP3を算出✅
あなたの推しラーはランクインしているでしょうか?!
本文はこちらから↓↓https://t.co/l6x6Veh4G7 pic.twitter.com/U98t2za7h9
— 宅麺.com (@taku_men) July 15, 2021
コロナにより食品関連のEC自体の市場が伸びていますが、ラーメンも例外ではありません。
美味しいラーメンを密になることを気にしなくて良い家で落ち着いて食べたいという人が多く利用するようになりました。
開業や独立をしていきなり宅配を検討するのは難しいと思いますが、軌道に乗り始めたら大きく収益を伸ばす要素の一つになるかもしれません。
ラーメン屋の開業にあたって必要なプロセス
それでは続いて具体的なラーメン屋の開業にあたっての作業です。
あくまで一部となり、また開業したい内容や規模により異なりますので詳細を知りたい方はお問い合わせください。
開業をしたい立地の不動産・物件を選ぶ
ラーメン屋の基盤となる物件を選びましょう。
不動産は事業用不動産に強い不動産会社に紹介をしてもらったりいぬき物件が探せるサイトなどで探します。
https://www.abc-tenpo.com/
ラーメン屋は入れ替わりも多く、前にラーメン屋だったところをそのまま借りられる場合などもあります。
規模やエリアによって予算も坪数も大きく変わるため一概には言えませんが、ラーメン店経営に置いて立地は非常に重要なため慎重に選びましょう。
特にコロナでトレンドも変わってきているようで、必ずしも繁華街ではないところでの開業を検討される方も増えているようです。
今まではお酒を飲んだ後のシメのラーメンという需要も多かったですが、コロナによりそうした需要が減っておりより”食”としてのラーメン店を検討される方が多いようです。
ラーメン屋を開業する上でも場所や物件は非常に重要になりますので専門家の意見も聞きながら慎重に選んでいきましょう。
物件の工事、施工
物件が決まったら自分のイメージにあった内装にしたりラーメン作りが出来るよう工事が必要になるでしょう。
ラーメン店は調理をする上で暑くなりやすく、ダクトなどが必要になったり想定以上に工事をする必要が出てしまう可能性もあります。
ラーメン屋に適した物件というのを探していく必要があるでしょう。
元々ラーメン店だったお店などの居抜き物件を活用することで、工事を最小限にすることも可能です。
その他必要器具の用意
家具に調理器具、冷蔵庫に照明やBGM、レジにWIFIなど、用意するものは山ほどあります。
これも予算とこだわり次第でいくらでもお金をかけられますが、自分のお店にあった範囲で準備をしていくことが求められます。
想定以上にお金がかかる部分でもあります。
またラーメン店の命であるラーメンの味を守る上で様々なダシに使う食材や大きな鍋など、早めに準備を進める必要が出るでしょう。
開業前のしばらくはスープの改良などに時間を使うことも考えると、早めに準備を進めておくことも大切です。
資金を用意する
ラーメン店は開業資金がかかりやすい業種です。
不動産と内装工事でかなりコストがかかりますし、必要器具も高額なものが多く食材や採用などのコストも考えると想定以上にお金が必要になってくるでしょう。
自己資金で賄える場合は別ですが、基本的には創業融資を獲得したり資金の工面が必要になります。
こちらも金額次第ですが大きな投資になりますので専門家の意見を聞きつつ進めるのが望ましいでしょう。
必要な資格の取得・申請
ラーメン店の開業にあたっては「食品衛生責任者」など、定められている責任者であったり飲食店の営業許可を取得する必要があります。
規模や内容によって変わることもあるため、保健所に確認をしつつ進めるようにしましょう。
飲食店は人気業種なため、営業許可を取得する上での講習などを受けるのに意外に時間がかかってしまったりするため早めの準備が求められます。
人の採用とトレーニング
場所や内装が決まり、必要な道具類も用意できたら次は人です。
ホールやキッチンスタッフなど、バイトや正社員など予算の許す範囲で必要な人を採用する必要があります。
オープニングスタッフには研修やリハーサルなどを通してお客様に満足いただけるよう準備をしていく必要があります。
マーケティング活動
いよいよ開業の日を決めたらできるだけ多くのお客様に伝わるよう宣伝活動をしましょう。
チラシを配るもの良いですし、ホームページやSNSなどあらゆる宣伝手段を使ってお店のことをPRしましょう。
ラーメンは強いニーズがあるため、比較的マーケティングはしやすい業種です。
またラーメンの開業にあたってはインスタグラムやGoogleマイビジネス(ビジネスプロフィール)の活用は必須となるでしょう。
以下はインスタグラム、Googleマイビジネス(ビジネスプロフィール)でやるべきことのまとめ記事となるのでぜひ参考にしてみてください。


ラーメン店の開業資金の相場
ラーメン屋の開業に関しては状況によって違いすぎて相場というものが難しいのが実態です。
というのも開業資金の大多数は不動産や内装準備、店舗備品の用意などハード面の用意の部分で非常に高額です。
特に立地によって不動産の価格は大きく変わリます。
事業用不動産は保証金で6ヶ月分や1年以上分かかるケースが多く、賃料が高いエリアや広さだとそれだけで非常に高額になってしまいます。
またラーメン屋は大きな鍋やガス、専用のダクトなど内装工事などのお金など比較的開業にお金がかかる業種です。
規模や広さにもよりますが、手元の運転資金等も合わせると1,500万〜2,000万円程度は必要とされています。
居抜き物件の活用や内装の節約など、開業資金を抑えるためにできることもいくつかあります。
不安な方は専門家にもアドバイスをもらいながら準備を進めていきましょう。
ラーメン屋運営のノウハウを知り開業・独立の夢を叶えましょう!
ラーメン店は人気ですが開業にはまとまった資金も必要で、決して簡単な開業や独立にはなりません。
しかしその分たくさんの浪漫がある素敵な業種です。
もし気になることやアドバイスが欲しい方はお気軽にお問い合わせください。
専門家の知見を仰ぎつつ、開業・独立の夢を是非叶えましょう!