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2024.11.30

インスタグラムを活用した集客法 メリット・デメリットと始め方ガイド

  • # Instagram

店舗の売上数や来客数をのばす方法として、インスタグラムの活用が有効です。しかし運用するだけでは集客効果は見込めません。手順に沿って開設・運用するのはもちろん、デメリット解消に向けた様々な工夫が必要です。

そこで当記事ではインスタ集客のメリットやデメリット、開設から運用までの流れを一挙紹介します。

※■POINT※

・Instagramの利用者は2人に1人

・インスタ集客は、視覚的効果が高く顧客との関係を構築しやすい

インスタ(Instagram)とは

インスタはSNSの一種で、正式名称はインスタグラム(Instagram)です。各ユーザーが写真や動画を投稿・閲覧するのがメインの使い方ですが、近年は企業や店舗が集客手法としても多く活用しています。

まずはインスタの概要や機能、ほかのSNS集客との違いを説明します。

インスタの利用者数

世界規模で見ると、インスタグラムの月間アクティブユーザー数は約20億人で、全SNSの中で3番目に多くなっています。また日本のインスタグラム利用者数は、2024年1月時点で約5,500万人です。

2024年度における総務省のデータを年代別でみると、20代の利用率は78.8%、10代は72.9%と高くなっています。また前年度に比べて40〜50代の利用率も大幅に増加しており、年代を問わず幅広く普及しているのも特徴です。なお男性の利用率は48.8%、女性は63.6%と性別によっても違いがみられます。

インスタの機能と集客方法

インスタグラムでは、主に以下の機能を用いて集客できます。

(1)フィード投稿

各ユーザーのホーム画面や発見タブ、自身のアカウントのプロフィール画面に表示される画像や動画を投稿できる、インスタグラムの基本機能です。ユーザーのいいねや保存といったアクションが多くなるほど、関心度の高い投稿として認識されます。結果、ターゲットのホーム画面におすすめ投稿として表示されたり、発見タブに上位表示されたりしやすくなります。

(2)ストーリーズ

フィード投稿とは別の、24時間限定で公開される画像や動画を投稿できる機能です。基本はフォロワーのタイムライン上部に表示されますが、公開アカウントが投稿する場合はフォロー外でも閲覧可能です。気軽かつリアルタイムに投稿できるので、ユーザーからのアクションを通じて親密度を高めたり、認知度を向上させたりできます。

(3)リール

動画を最大180秒投稿できる機能です。フィード投稿と同じく、投稿後は自身のコンテンツとしてプロフィール画面に保存されます。フィード投稿はハッシュタグやコメントも一緒に表示されるのに対し、リールは全画面表示なのでインパクトを与えられるのがメリットです。

※2024年9月のアップデートにより、動画の最大投稿時間が従来の90秒から180秒(3分)に延長されました

フィード投稿はフォロワーに商品の魅力をわかりやすく伝えたいとき、リールは幅広いユーザーに情報を届けたいときなど、シーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。

(4)ショッピング機能

フィード投稿内にタグ付けし、商品情報を伝えたりECサイトに誘導したりできる機能です。ユーザーの購買意欲を高めるだけでなく、すぐに購入できる導線があることで高い集客効果が期待できるでしょう。

(5)アクションボタン

プロフィールに「席を予約する」「電話する」などのボタンを設置できる機能です。興味を持ったユーザーがインスタグラムから直接予約・購入できるため、別媒体で検索・予約する手間を省けます。

ほかのSNS集客との違い

SNS集客では、ほかにもFacebookやX(旧Twitter)およびTikTokを活用できます。これらは文章がメインのコンテンツを作成するのに向いており、画像や動画がメインのインスタグラムと活用シーンが異なります。またいいねやスタンプ、メッセージといったアクションを通じてユーザーとの親密度を高められるのも、インスタグラムならではの特徴です。

年代別の利用率もSNSによって様々です。2024年度時点で、Facebookは年代による違いはほとんどないものの、10代の利用率は10.0%と低くなっています。X(旧Twitter)はインスタグラムと同様10〜20代で多く利用されており、30〜50代の利用率も増えています。TikTokは10代が70.0%と最も高く、年代が上がるにつれて利用率が低くなるのが特徴です。

SNS

主な特徴

メインコンテンツ

利用率(2024年)

Instagram

視覚的なコンテンツで親密度を高める

画像、動画

10代: 72.9%、20代: 78.8%、30代以上も利用増加中

Facebook

幅広い年代に普及

文章、画像

年代による差は少ないが、10代は10%と低い

X(旧Twitter)

リアルタイム性が強い

文章、画像

10代・20代の利用が多く、30~50代も増加傾向

TikTok

短尺動画でエンタメ性が高い

動画

10代: 70%、年代が上がると利用率は低下

インスタで集客をする5つのメリット

インスタで集客をするメリットは、おもに以下の5つです。

  1. 視覚的効果が高い

  2. インスタで検索する人が増えている

  3. 低コストで始められる

  4. 顧客と関係を構築しやすい

  5. 購買意欲の高い顧客が多い

視覚的効果が高い

インスタグラムを使えば、画像や動画を使って視覚的にアプローチできます。文章だと伝えにくい商品やサービスの魅力をダイレクトに届けられるので、実際に使うときのイメージがしやすくなります。

インスタで検索する人が増えている

近年は、自分が興味のある分野やサービスに関して情報収集するための場としてインスタグラムを活用するユーザーが増えています。とくに飲食店やホテルおよび観光スポットに関して、Google検索ではなく、発見タブやハッシュタグでリサーチする傾向にあります。写真や動画で雰囲気やイメージを直感的につかむことで、テキスト検索では得られないリアルな情報を手軽に確認できます。インスタグラムで自社の魅力を発信すれば、好奇心の高いユーザーに情報が届きやすくなるでしょう。

低コストで始められる

インスタグラムのアカウントは無料で作成できます。また専門知識がなくても運用できるため、費用・労力にかかるコストをおさえながら集客できるのもメリットです。

顧客と関係を構築しやすい

インスタグラムには、ユーザーが直接メッセージを送れるDM機能や、リアルタイムでユーザーと交流できるライブ配信など、様々な機能があります。ほかのSNSに比べてユーザーとの関係性が築きやすく、企業や店舗に対する安心感や信頼感につながります。

購買意欲の高い顧客が多い

2024年におこなわれた調査では、企業の公式アカウントをフォローしているユーザーの割合は80.3%と多くなっています。またフォロー理由で最も多いのは「その企業の商品やサービスが好き」で、次に多いのが「割引やキャンペーンなど発信情報が有益」です。

こちらからターゲット一人ひとりにアプローチしなくても、購買意欲の高いユーザーがフォローしてくれるため、高い集客効果が見込めるでしょう。

インスタで集客をする3つのデメリット

インスタ集客はメリットが多い一方で、以下3つのデメリットもあるため対策を講じる必要があります。

  1. 分析や改善を行わないと効果が期待できない

  2. 誹謗中傷や炎上のリスクがある

  3. 競合が多い

分析や改善を行わないと効果が期待できない

インスタグラムを運用するだけでは、効果的な集客は見込めません。フォロワーの男女比や年齢構成、フォロワー数の推移やオンラインになる時間帯などのインサイトを分析して、効果を確かめる必要があります。そして課題点を明らかにし、改善するまでのサイクルを定期的に繰り返すことが大切です。

誹謗中傷や炎上のリスクがある

インスタグラムを含めたSNSでは、予期せぬ理由で誹謗中傷が増えたり、炎上したりするおそれがあります。炎上したまま放置してしまうと、企業側に原因がない場合でもブランドイメージ低下につながるため注意しましょう。まずは正しい情報を発信したり、アカウントの管理方法を統一したりするなど、誹謗中傷を受けないよう対策を講じましょう。もし炎上してしまったら社内で情報整理をして、もし企業側に原因がある場合はすぐに謝罪と対策に動き出しましょう。

競合が多い

インスタグラムは高い集客効果が見込めるからこそ、ジャンルによっては競合他社が多く参入しています。差別化を図るため、投稿内容やコンセプトを統一したり、画像や動画の品質にこだわったりと様々な工夫が必要です。

インスタ集客の始め方7ステップ

インスタグラム集客は、以下7つのステップで開始・運用します。

STEP1:ターゲットを設定する

STEP2:KPIやKGIを設定する

STEP3:ビジネスアカウントを作成する

STEP4:プロフィールを充実させる

STEP5:投稿やストーリーを活用する

STEP6:定期的に更新する

STEP7:顧客とコミュニケーションをとる

STEP1:ターゲットを設定する

まずはターゲットの人物像を細かく設定し、誰にどのような情報を届けるのか明確にしましょう。ターゲットを絞ればインスタグラムの運用目的や方針も決まってくるので、投稿内容やコンセプトの設定にも役立ちます。

STEP2:KPIやKGIを設定する

EC売上数や購入数、店舗への来店数や認知率などの最終目標を数値化したKGI(経営目標達成指標)を設定しましょう。来店数や予約数を向上させたい、認知を拡大させたいなどの運用目的に沿って考えると良いでしょう。

またKGIの達成度合いを示すKPI(重要業績評価指標)も決めるのもおすすめです。たとえばEC売上数や購入数をKGIとした場合、リンクのクリック数や投稿を見たユーザー数などを設定します。なおKGIやKPIは、実際の効果を確かめたうえでの変更も可能です。

STEP3:ビジネスアカウントを作成する

ターゲットやコンセプト、運用目的や目標をもとに投稿内容や頻度を決めたら、アカウント作成に移ります。(※ビジネスアカウントは無料で利用できます)

まずは電話番号やメールアドレスを登録し、企業や店舗の名称をユーザー名に設定してアカウントを作成します。その後、プロフィールの設定画面から「プロアカウントに切り替える」をクリックし、ビジネスアカウントに変更します。すると、インサイト機能やショッピング機能など、集客に役立つ様々な機能が使えるようになります。

STEP4:プロフィールを充実させる

アカウント作成後は、どのような企業なのかが分かるようにプロフィールを充実させましょう。プロフィール写真に企業ロゴや商品画像を載せたり、自社サイトへのURLリンクや予約・購入のアクションボタンを設置したりできます。またハイライト機能を活用すれば、ストーリーズで投稿した内容をカテゴリー分けして、24時間経っても消えずに保存できます。

STEP5:投稿やストーリーを活用する

実際にフィード投稿やストーリーズ、リールを活用してコンテンツを作成しましょう。ターゲットに興味を持ってもらえるよう、写真や動画の品質にこだわったり、定期的なキャンペーンを実施したりしましょう。ストーリーズではアンケートや質問箱も使えるので、ユーザーとコミュニケーションをとりながら関係を構築できます。

STEP6:定期的に更新する

フォロワーが離脱してしまわないよう、投稿頻度に気をつけながら定期的に更新しましょう。1日に何度も更新してしまうと、少なからずユーザーに負担やストレスを与えてしまい、すべての投稿に目を通してもらいにくくなります。フィード投稿は2〜3日に1回、ストーリーズは1日1回のペースで更新するのがおすすめです。

STEP7:顧客とコミュニケーションをとる

ストーリーズへのいいねやスタンプ、アンケートや質問箱への回答、フィード投稿へのコメントやDMなど、ユーザーとコミュニケーションをとれる方法が多くあります。インスタグラムの性質上フォロワーのアクションが増えるほどフォロワー外にも表示されやすくなります。また質問や意見に漏れなく返信すれば、信頼につながり購買意欲も高まるでしょう。

インスタ集客のサポートは「STORE PAD」がおすすめ!

インスタ集客の効果を最大化させるには、ユーザーに漏れなく返信したり、定期的な分析・改善をおこなったりと工夫が必要です。しかし、インスタグラムをはじめSNS全般の運用や予約管理、店舗運営などを両立させるには、時間や労力がかかってしまいます。

そこでおすすめなのが、情報発信や予約管理を一括でおこなえるDX支援ツール「STORE PAD」です。インスタグラムを投稿すればGoogleやほかのSNSにも自動配信されるため、発信する情報やコンセプトを統一できます。また全店舗の各種情報をまとめて表示・管理できます。さらに投稿の閲覧数や保存数などの数値分析も可能です。

まとめ

今回はインスタ集客のメリットやデメリット、開設から運用までの流れを紹介しました。

インスタグラムには購買意欲の高いユーザーが多くいるため、集客方法として活用するのに適しています。またいいねやスタンプ、コメントやDMなど、顧客と関係を構築しやすい機能が充実しているのもメリットです。

なおインスタ集客の効果を高めるには、発信する情報やコンセプトの統一、ユーザーへの丁寧な対応など様々な工夫が必要です。今回紹介したSTORE PADをはじめ、日々の店舗運営とインスタグラム運用を両立させる方法を検討してみましょう。

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    監修者プロフィール

    折川 穣(Jo Orikawa)

    IXYASのCMO。ex-Google。複数のスタートアップにて営業・マーケ・CS組織を立ち上げ、SaaSのAPI連携や販売代理モデルを構築。Microsoftではパートナーと連携し、AI市場の拡大戦略を推進。MAIAの取締役COOを兼務。https://www.linkedin.com/in/jorikawa/

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