
店舗がGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)で掲載する写真は集客の面において重要な要素の一つですが「どんな写真を追加すればお客さんは集まるのか」「写真が勝手に追加されている」など、悩みも多いのではないでしょうか。写真は掲載すればすぐに反映されるため、対策すれば効果もすぐ表れやすくなります。ただ、写真掲載についてはどんな写真を掲載すれば効果的なのか悩んでる方は多いはずです。そこで、この記事では以下4点を中心に解説していきます。
Googleビジネスプロフィール写真の効果
Googleビジネスプロフィール写真の基礎
Googleビジネスプロフィール写真の効果的な掲載方法
写真を掲載する際の注意点
上記4点について網羅的に解説していきますので、ぜひこの記事を読んで、店舗集客強化にお役立てください。
Googleビジネスプロフィールに掲載する写真にはどのくらいの効果があるのでしょうか。Googleビジネスプロフィールのヘルプが公開している情報によると写真が追加されているアカウントは写真が追加されていないアカウントに比べてGoogleマップで経路が検索される回数は42%上昇し、ウェブサイトのリンクがクリックされる確率は35%増加するとされています。
下図はイギリスのBrightLocal社が2019年に発表したデータになります。

【参照:New research shows strong link between Google My Business photo quantity and search performance(参照元:BrightLocal)】
画像が100枚以上の場合、平均よりも電話による問い合わせが520%上昇し、画像が一枚の場合は平均よりも71%減少
画像が100枚以上の場合、平均よりも経路検索される回数が2717%上昇し、画像が一枚の場合は平均よりも75%減少
画像が100枚以上の場合、平均よりもウェブサイトクリック数が1065%上昇し、画像が一枚の場合は平均よりも65%減少
上記からもわかりますようにGoogleビジネスプロフィール上での写真の効果はかなり大きいです。画像の枚数だけでも、店舗集客と相関関係があるので適宜写真は増やしていきましょう。
写真を掲載することは、具体的なイメージを助長するため、直接的な来店につながります。写真を掲載する際の項目は以下の3つから選択することになります。
写真
ロゴ
カバー写真
それでは写真の掲載方法について解説していきます。
はじめにGoogleビジネスプロフィール管理画面にログインします。複数アカウントを管理されている方は写真を掲載したいアカウントにログインしてください。管理画面へのログインURLはこちらから入れます。
まだ、アカウントを登録していない方は新規登録をする必要があります。Googleビジネスプロフィールの新規登録についてはこちらの記事をご覧ください。
Googleビジネスプロフィールにログインした後は、管理一覧の項目が表示されます。「プロフィールを編集」「クチコミを読む」などの項目がありますが、写真を追加で掲載した場合は、上の段の左から4番目にある「写真を追加」を選択します。
「写真」「ロゴ」「カバー写真」と3つの項目が表示されます。追加したい項目を選択してください。以下の図は「写真」の追加を選択しています。

中央に青文字で「写真や動画を選択」と表示されます。そこを選択し、エクスプローラーが展開されるので、掲載したい写真を選択しましょう。写真の追加が完了しましたら、「写真をアップロードしました」と表示されます。これでGoogleのビジネス情報に写真が追加されます。

Googleビジネスプロフィールで写真を掲載する際のコツについて紹介します。効果的な写真を掲載することで、ユーザーのご来店に直接結びつきます。ぜひ、この章を読んで、店舗集客強化にお役立てください。
写真を掲載する上で一番重要なのがカバー写真とロゴ写真です。カバー写真とロゴ写真はナレッジパネルの一番上に表示され、ユーザーが最初に見たときのお店イメージにつながるため、設定は重要になってきます。
カバー写真はお店の雰囲気を伝える代表的な一枚にします。初めてくるユーザーに「このお店だ」と分かってもらえるような写真にしましょう
ロゴ写真はお店のアイコンとなる写真を設定し、SNSのアイコンのように丸く切り抜かれて表示されます。また自店舗ににロゴがない場合などは代表的な商品写真やお店を象徴する一枚をとりましょう。
ただし、注意点としてカバー写真は管理画面で設定を行うことができますが、最終的にはGoogleが判断してカバー写真を掲載しています。この場合、ユーザーが登録した写真からも掲載される可能性があり、掲載される傾向としては、お店の外観や店内をより詳細に逸した写真が掲載されています。カバー写真を掲載する際はそのような写真を選ぶようにしましょう。
写真を50枚増やす
写真を掲載する際は、可能な限りバリエーション豊富な写真を多く掲載するようにします。カバー写真やロゴ写真だけではなく、お店の雰囲気が伝わる店内や商品などの写真を掲載することでよりお店の魅力を伝えることができます。写真の掲載は、一般ユーザーからも可能なので、管理者が写真を掲載する際はお客様が気付かないお店の良い店、飲食店であれば、厨房なども撮影するようにして、よりお客様に魅力を伝えましょう。
写真の枚数は業種や競合の掲載状況によっても変わってきますが、店内・外観・商品・料理・チームなど各項目で掲載し、合計で50点ほど写真を掲載するのが目安です。Googleビジネスプロフィールで写真を掲載する際は、Google公式より以下のカテゴリにあわせて掲載することが推奨されています。(ビジネスのカテゴリによって、表示されているものは違います。)
外観の写真
店内の写真
商品の写真
サービスの写真
食べ物や飲み物の写真
共有エリア
客室
チームの写真
一項目ずつに特色があるので、意識的に分けて写真を掲載することが大切です。また、それぞれの項目ごとに3枚以上の写真を掲載することが推奨されていますので、余裕がある場合は3枚以上掲載するようにしましょう。
ビジネスカテゴリの詳細について詳しく知りたい方はこちらからご覧ください。
写真を掲載する際は「シズル感」を意識した写真を掲載するようにしましょう。「シズル感」とは料理であれば「食べたくなる」、美容院であれば「行きたくなる」ようなことを指す言葉で、広告でよく使用されます。シズル感のある写真を撮るには奥が深く、多くのポイントがありますが、シズル感を出した写真を撮影する3つのポイントを紹介します。
1つ目は、できるだけ多くの写真を撮って、その中から選ぶことです。数多くの写真を撮ればそれだけシズル感のある写真が取れる可能性が高まります。
2つ目は、光の当て方を意識して撮影することです。料理などの写真は明るい写真のほうが「おいしそう」というふうに見られます。店内が暗ければ、周りにライトを置くなどして撮影するといいでしょう。
3つ目は、大胆なアングルで撮影することです。商品の一部だけ見えるように撮影したり、全体像を意識した写真を撮ってみると魅力的な写真が取れることがあります。
360°写真は上下左右、店内が見渡せるような写真です。ユーザーからはお店の内装環境や広さを確認していただけます。ユーザーに気に入ってもらえれば、来店につながります。360°写真を撮る方法は3つあります。
1つ目は、アプリの「Googleストリートビュー」で撮影する方法です。この場合、アプリの指示に従い、スマートフォンで店内上下左右の写真を40枚ほど撮ります。無料で撮影することができるのでやってみる価値はあります。
2つ目は、Googleが認定している「ストリートビュー認定フォトグラファー」に撮影を依頼することです。この場合、質のいい写真を撮ることが可能です。ただし、ほとんどの場合は有料です。
3つ目は、360°写真を撮影できる特殊なカメラをを購入して撮影し、そのあとに「Googleストリートビュー」アプリに取り込む方法です。特殊機能を搭載したカメラは3万円ほどで購入することが可能です。
予算に余裕がある場合は、「ストリートビュー認定フォトグラファー」に撮影を依頼することをおすすめします。費用については各フォトグラファーで違いますが、大体3万円〜10万です。
写真を掲載する際はいくつかの注意点があります。Googleが公式で出している情報をもとに解説していきます。
Googleビジネスプロフィールで写真を掲載する際は、Googleビジネスプロフィールヘルプが公表している情報を念頭に入れましょう。公表に沿った形で写真を掲載すれば、集客効果を発揮しやすくなります。公式発表に沿っていない写真を掲載したり、ガイドライン違反した写真や動画が掲載された場合は、Googleからの評価が下がり、最悪の場合はアカウントの利用が停止になる可能性もあるので注意しましょう。ここではGoogleビジネスプロフィールヘルプが公表している写真を掲載する際の注意点を中心に紹介します。
Googleサービス上で写真を掲載する際は以下の基準を満たす写真が最適です。既に掲載している写真も以下の条件を満たしているかどうかを確認してみてください。
形式 | JPGまたはPNG |
サイズ | 10KB~5MB |
推奨解像度 | 縦720ピクセル、横720ピクセル |
最小解像度 | 縦250ピクセル、横250ピクセル |
品質 | ピントが合っていて十分な明るさのある写真を使用します。大幅な加工や過度のフィルタ使用は避けてください。雰囲気をありのままに伝える画像をお選びください。 |
投稿者によって写真を投稿する際は公開される写真は行っている事業に関係があり、ユーザーがビジネスを理解する上で役に立つ写真を提供しなければなりません。一方、提供しているビジネスに関係のない写真の掲載は禁止されています。基準を満たしていないと判断された場合は、該当写真が削除されます。
公開している写真がユーザーに誤解を与えないように注意しましょう。公式が公表している使用できない写真は以下のものが挙げられます。
フィッシング詐欺
ビジネスに関係のないサイトへのリンク
ユーザーに誤解を与えるような電話番号
ブランドを重ねた写真
閲覧の妨げになるような写真
不鮮明または低品質な写真
仮にスパム目的ではない写真もペナルティを受ける可能性があります。ペナルティを受けた場合は、MEO上、悪い影響が出てしまい、集客に役立てることが難しくなります。スパム目的と判断されるようなことはしないようにしましょう。
Googleではイジメや差別、嫌がらせに当たる写真、衝撃や嫌悪感を与える可能性が高い写真は禁止されています。基本的なことですが、このような写真は掲載しないように注意しましょう。
プライバシーの保護はGoogleにとって最も重要な課題としています。近隣を撮影した写真でも第三者のプライバシーを配慮する必要があります。
アルコール、タバコ関連商品、医薬品、金融サービスなどといった規制対象の商品やサービスに関連する写真の掲載は禁止コンテンツとされています。また、児童搾取や虐待のコンテンツも載せないようにしましょう。(漫画コンテンツも含む)その他にも、深刻な脅迫、テロ関連のコンテンツ、不実表示・誤解を招く表現も禁止されています。
Googleビジネスプロフィールヘルプ
Googleビジネスプロフィールに載せる写真はなるべく縦長・横長のものは使わないようにしましょう。
掲載される写真は縦長・横長でも正方形に切り取られて、写真が掲載されることがあります。重要な情報が切り取られないように、正方形を意識した撮影をしましょう。
また過度に写真を加工すると、ガイドライン違反にあたる可能性があります。シズル感を意識した写真でも過度な加工はしないようにしましょう。Googleから虚偽の疑いがあるとして、警告される場合があります。
オーナーや管理者が掲載した写真は削除することはできますが、ユーザーが掲載した写真は、オーナーが消すことはできません。ユーザーが掲載した写真を削除した場合は、投稿したユーザーに写真の削除リクエストをしましょう。
Googleビジネスプロフィール写真の削除方法
Googleビジネスプロフィールに掲載する写真は基本的には多いほうがいいですが、削除したほうがいい写真もあります。特に古い写真は削除したほうがいいでしょう。古い写真が掲載されたままだとユーザーに誤解を招く可能性があるからです。そこでここでは、Googleビジネスプロフィールで掲載した写真の削除の方法について解説します。
写真を追加するときと同様にGoogleビジネスプロフィールの管理画面に入ります。右下に表示されている写真をクリックします。
オーナー自身が掲載した写真が表示されます。左側には掲載した写真の一覧が表示されているので、スクロールして削除したい写真を選択することが可能です。削除したい写真を選択し、表示されたら右上にゴミ箱マークがついているのでクリックします。
画面中央に「この写真を削除しますか」と表示されますので中央下の削除をクリックしましょう。
ここまでGoogleビジネスプロフィールによる写真機能全般について解説しました。写真の追加を積極的にしていくことで、MEO対策で他社より一歩優位に立ちます。MEO対策は店舗集客では重要性が高まってきており、今後も高まることが予測できるのでぜひこの記事を参考に写真を活用し、店舗集客強化にお役立てください。また、弊社ではSTOREPADというサービスを提供してMEO対策のサポートを行っております。Googleビジネスプロフィールに熟知しており、投稿写真の作成も全般的にサポートしていますので是非一度こちらのフォームからお問い合わせください。
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店舗ビジネスの成功を左右するのは「集客」と「顧客満足度」です。店舗事業者が押さえるべき基本的な集客手法から、ポータルサイトやホームページの活用法、Googleビジネスプロフィールの攻略ポイント、SNSマーケティングの基礎知識、さらにはUGC(ユーザー生成コンテンツ)や口コミの活用まで、実践的なノウハウをぎゅっと詰め込みました。 無料でダウンロードできますので、ぜひお店の集客やマーケティングに役立ててください。
監修者プロフィール
折川 穣(Jo Orikawa)
IXYASのCMO。ex-Google。複数のスタートアップにて営業・マーケ・CS組織を立ち上げ、SaaSのAPI連携や販売代理モデルを構築。Microsoftではパートナーと連携し、AI市場の拡大戦略を推進。MAIAの取締役COOを兼務。https://www.linkedin.com/in/jorikawa/
