
全世代でInstagramの利用率は50%を超えており、集客する手段としてInstagramは効果的です。しかし、「インスタ集客=公式アカウントの運用」と思っている人も多く、Instagramの強みを生かしきれてない人も少なくありません。
そこで当記事では、インスタ集客を効果的に進めるポイントや準備する際のコツを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
※■POINT※
・インスタ集客は様々なメリットがあるが、効果的に進めることが大切
・インスタ集客は準備、進めるときでそれぞれおさえるべきコツがある
・日々の分析や改善、キャンペーン実施などインスタ集客の効率化には「STORE PAD」が便利!

インスタ集客とは、Instagramを活用して、お店やサイトに人を誘導する手法です。インターネットが普及したことで、新聞や雑誌の広告、テレビCMに代わる新たな集客方法の一つとなりました。
Instagramは、写真や動画の投稿がメインのSNSであり、世界中で月間10億人以上、国内では6,600万以上の人が利用しています。10代から20代の女性利用者が多いという、他のSNS(XやFacebook)にはない特徴があります。
インスタ集客の手法には、公式アカウントの運用のほかに広告運用やキャンペーンの実施、PR投稿の依頼やUGC施策があります。以下でそれぞれを簡単に解説します。
公式アカウントの運用
商品紹介やお役立ち情報の発信のほか、ユーザーと交流してファンを増やします。
ブランドの魅力を視覚的に伝え、ユーザーの興味を引く内容を工夫し、投稿を通じてコメントやメッセージでユーザーと積極的に交流することで、ファンの増加やエンゲージメントの向上が期待できます。
広告運用
Instagram上に自社の広告を掲載する広告施策です。
ターゲットユーザーを細かく指定して出稿できるため、効率的な集客が可能です。ターゲティングには、年齢、性別、興味、行動履歴などがあり、自社の商品に関心を持ちやすい層に絞ってリーチを広げられます。広告形式には、ストーリーズ広告、カルーセル広告、リール広告などがあります。
キャンペーンの実施
フォローやいいね、ハッシュタグ投稿を条件にプレゼントやクーポンを配布します。
インセンティブを設けることで、ユーザーの参加意欲を高め、エンゲージメントを増加させます。ユーザーがハッシュタグをつけた投稿をすることで、フォロワー以外のユーザーにもブランドが露出する機会が増え、自然に認知度を上げる効果が期待できます。
PR投稿の依頼
拡散力を持つ、人気インフルエンサーにプロモーションを依頼し、企業やブランドの認知を広げ、集客につなげます。
人気インフルエンサーのフォロワーは信頼度が高く、インフルエンサーが「おすすめ」する商品やサービスには関心を持ちやすい傾向があります。
UGC施策
ユーザーが、主体的に商品やブランドに関するコンテンツをUGC(クチコミ)投稿し拡散させ、新たなUGCを生み出すことで更に認知度が広がっていくといった、自然発生的サイクルを作る施策です。
たとえば、「#〇〇チャレンジ」といった形でハッシュタグキャンペーンを行うことで、ユーザーの投稿が増え、自然発生的な広がりが生まれやすくなります。UGCを公式アカウントでシェアすると、投稿したユーザーが喜び、さらに多くのファンを巻き込むことができます。
インスタ集客には、テレビCMや新聞広告、ホームページにはないメリットがあります。以下で、おもなメリットを具体的に5つ紹介します。
メリット1 情報を幅広く届けられる
Instagramは、世界中で月間10億人以上、国内では6,600万以上の人が利用しているので、やり方次第では、多くの利用者に情報を届けることができます。
Instagramの発見タブという機能により、ユーザーの興味関心や過去の行動データに基づき、関連性の高い投稿が自動的に表示されるため、認知していない人にもアプローチが可能です。
メリット2 特定のターゲットにアプローチしやすい
Instagramの機能として、ハッシュタグ機能と発見タブ機能があります。
ハッシュタグは、写真や動画のラベルのようなものです。写真や動画だけではキーワードがないので検索できませんが、ラベルがあると検索できます。ターゲットが検索しそうなラベルを付けることで、特定のターゲットを狙うことが可能です。
発見タブは、おすすめの投稿を自動的に表示する機能です。ユーザーの興味や関心に基づいて表示するので、狙っているターゲットにアプローチしやすくなります。
メリット3 視覚的に魅力を伝えられる
画像や動画の投稿が中心のSNSなので、視覚的に魅力を伝えられるのもInstagramの特徴です。文章だけでは伝わらない魅力を伝えられます。
また、視覚情報は見る人の印象に残りやすく、記憶されやすいというメリットもあります。
メリット4 予約や購入につながりやすい
Instagramの機能で、ネットショップ機能があります。ネットショップ機能とは、投稿画像から数タップでネットショップのWebサイトに飛ばせる機能です。公式サイトを経由する必要がなく、手間なくスムーズに購入まで導けるため、予約や購入につながりやすくなります。
メリット5 ユーザーとリアルタイムで交流できる
テレビCMや新聞広告が企業からの一方通行の発信である一方、Instagramには投稿にコメントやいいねができたり、企業にダイレクトメッセージが送れたりします。ユーザーからの発信が可能なため、ユーザーのリアルの声が聞けたり、それに対して返信するなど、ユーザーとの交流を通して心理的な距離が縮まったりなどにより、ファン獲得に繋がります。

インスタ集客を始める前に、事前準備は不可欠です。運用目的を明確にし、ターゲットやコンセプトを決めたうえで戦略的に進めなければなりません。ここでは、インスタ集客に向けてどのような準備が必要かを6つ紹介します。
まずは運用目的を明確にします。運用する上で数々の意思決定が必要ですが、明確な指針がないと意思決定がブレる可能性があるからです。
運用目的には、ブランドの認知拡大や新規顧客の開拓、店舗スタッフの採用などが挙げられます。それぞれの目的によってとるべき施策は大きく異なります。
目的をはっきりさせ、達成させるための効率的な行動をとることが重要です。
ロールモデルとなるアカウントを複数をピックアップし、分析すれば成功パターンが見い出せます。
選定基準は、フォロワー数1,000以上、エンゲージメント率5%以上とされています。
アカウントの独自性も大切ですが、投稿を見てもらえないと意味がありません。まずは成功アカウントを真似してみるのが近道なので、徹底的にリサーチしましょう。
運用目的の達成に向けて、具体的な指標を設定します。主に用いられる指標はインプレッションやリーチ、エンゲージメント率やフォロワー数です。具体的に数値で目標を設定することで客観的に評価できます。明確な基準で計画を立てやすく、進捗の把握がしやすくなります。
KPIの設定イメージ
ブランド認知拡大
KPI: 月間リーチ数 50,000以上、インプレッション数 100,000以上
目標設定: 「1ヶ月で50,000人以上にリーチし、ブランド名を多くの人に知ってもらう」
エンゲージメント向上
KPI: エンゲージメント率 5%以上、平均コメント数 20以上
目標設定: 「1投稿あたり5%以上のエンゲージメント率を達成し、ユーザーとの交流を増やす」
フォロワーの増加
KPI: 月間フォロワー増加数 500人以上
目標設定: 「1ヶ月で500人以上の新規フォロワーを獲得する」
コンバージョン
KPI: 月間ウェブサイトクリック数 1,000以上、コンバージョン率 2%
目標設定: 「Instagram経由で1,000クリックを達成し、2%以上のコンバージョン率を維持する」
集客の方向性を定めることは、ユーザーの興味や関心をひくうえで非常に重要です。ターゲットが広すぎると内容が薄くなり、誰にも刺さらなくなります。Instagramに投稿された約70%の投稿は、誰にも見られずに終わります。したがって、ユーザーの興味や関心、どのようなものを必要としているのかを考えたうえでターゲットやコンセプトを決めましょう。
例:
ファッションブランド
ターゲット: 20代~30代の女性、都市部在住、トレンドに敏感でおしゃれなファッションを好む
コンセプト: 「カジュアルでありながらトレンドを取り入れたスタイリングができる」
集客方向: 「今日のコーディネート」シリーズや、トレンドに合わせた新作アイテムの紹介を通じて、ファッションアドバイスを提供。「#今日のコーデ」や「#トレンドファッション」などのハッシュタグを利用する。
フィットネスジム
ターゲット: 30代~40代の働く女性、健康や体型維持に関心がある人
コンセプト: 「楽しくボディメイクができるジム」
集客方向: トレーニング方法や食事のアドバイスを通じて健康に関する情報を提供し、日々の変化を楽しむサポートを強調。「#フィットネス女子」「#ジムライフ」などを使って、ライフスタイルにフィットするジムとしての認知を目指す。
作りこまれているプロフィールは、ユーザーの目をひきやすく、興味や関心のきっかけになる可能性が高まります。空欄だらけのプロフィールからは、やる気や熱意が伝わりません。
概要文は150字以内で、企業のコンセプトやブランドが分かるように記述します。 概要文はフォローするかの判断材料にもなるため、慎重に記述内容を検討しましょう。プロフィールには最大4つのリンクが設定可能です。また、連絡先を載せることで、問い合わせの管理が効率的になります。
プロフィールの下部には、ショッピング機能があります。ショッピング機能とは、ECサイトへの移動を促すツールで、ショップをクリックすると商品画像の一覧が表示されます。
投稿頻度は1日1回が一般的ですが、リアルタイム情報に価値があれば数回投稿するケースもあります。見てもらいたいがために同じ投稿を繰り返すとユーザーからしつこいと思われ、フォロー解除につながる恐れもあるので注意しましょう。
テーマは、設定したターゲットの属性によって変化します。どのような投稿に反応するかを分析し、テーマを決めるのが重要です。例えば、商品を認知していない人には商品紹介やサービスの紹介、既存ユーザーにはクーポンの配布などが挙げられます。
ここまで、インスタ集客の準備のコツについて解説しました。ここからは、インスタ集客を効果的に進める7つのコツについて解説します。
ユーザーの興味や関心のある投稿は、エンゲージメントが増えてフェード画面上に表示される可能性が高まります。なぜなら、コメントや保存数の増加が期待できるからです。
InstagramのAdam Mosseri氏「Instagramのランキングを解説」によると、コメントや保存数はフィードで重要なシグナルであると言及しています。Instagramの仕組みを理解し、アルゴリズムの法則に沿って、ユーザーファーストの投稿を心がけましょう。
Instagramの機能で、独自のハッシュタグや位置情報の設定、リール投稿があります。
リール投稿
フォロワー外に投稿が表示されるため、新しいフォロワーの獲得やアカウントの認知拡大で活用できます。
独自のハッシュタグ
公式のものと認知され、ファンが自分の投稿にハッシュタグを使うことで、多くの人にハッシュタグの存在が広まります。その結果、企業やブランドを意識しやすくなり、認知度の向上が期待できます。
位置情報の設定
地域を特定して訴求できます。近くのカフェや飲食店を探している人などにリーチできるので、ブランドを認知していないユーザーに有効です。
投稿の頻度が増えると、投稿した分だけインプレッションの増加が期待できます。なぜなら、ユーザーのフィード画面上に自分の投稿が頻繁に表示され、単純接触効果を期待できるからです。単純接触効果とは、接触の機会が増えることで、徐々に親近感や関心が増す効果を指します。投稿のチェックがユーザーの習慣になるように毎日投稿を続けます。
ユーザーと積極的に交流すると、Instagramに導入されているアルゴリズムに良い影響を与え、検索で上位表示されやすくなります。コメントやメッセージ機能を活用して、ユーザーと積極的にコミュニケーションを図りましょう。
ユーザーの投稿へのリアクション(タグ付けやコメント)も重要です。リアクションをすることで、いいねやフォローなど、ユーザーの次のアクションにつなげられます。
Instagramには親和性や優先順位に基づくアルゴリズムが導入されており、投稿内容やコンセプトがバラバラだとインプレッションの頻度に影響を与えてしまいます。
投稿内容や構図、文体やコンセプトがバラバラにならないように注意しましょう。とくに複数店舗のアカウントがある場合は、各店舗のアカウントを統合、または雰囲気を統一します。統一することで認知度がアップし、インプレッションの増加が期待できます。
フォローキャンペーンを実施すると、短期間で多くのフォロワーを獲得できます。フォローキャンペーンとは、ユーザーが、自社アカウントをフォローすることで応募でき、当選するとプレゼントや特典がもらえるキャンペーンです。低コストかつ短期間で効果的に集客できます。
上記で挙げたインスタ集客を効果的に進めるコツは、インスタ集客を始めるうえで最低限やるべきことに過ぎません。ここからは、PDCAサイクルを回す段階に入ります。
分析と改善を繰り返して、インスタ集客を成功させましょう。続けていくうちに、おのずと勝ちパターンが見えてくるはずです。
分析にはInstagramの公式分析ツール「インサイト機能」が便利です。フォロワーの属性やエンゲージメントの数値などが確認できるため、客観的にアカウントを評価できます。
日々のアカウント運用や発信だけでなく、定期的な分析と改善、新たなキャンペーン実施なども必要であり、より一層の発信活動の効率化が求められます。
一方で、本業が忙しくて時間がとれない、全店舗のアカウント管理は難しい人もいるでしょう。そんな人には、店舗集客のオールインワンDX支援ツール「STORE PAD」がおすすめです。日々の発信情報の一括投稿や店舗情報の自動入力システム、全店舗情報の一括管理ができ、業務の効率化や集客力の向上が期待できます。気になる人は、「STOREPAD」の資料をダウンロードし、導入をご検討ください。
インスタ集客を効果的に進めるポイントと準備のコツについて解説しました。instagramを活用して効果的に集客するには、Instagramに導入されているアルゴリズム対策が不可欠です。フォローやいいね、コメントの数などは、おすすめ表示の頻度や、検索結果で上位表示されるうえで重要です。Instagramの仕組みやアルゴリズムを理解し、効果的な集客につなげましょう。
店舗ビジネスの成功を左右するのは「集客」と「顧客満足度」です。店舗事業者が押さえるべき基本的な集客手法から、ポータルサイトやホームページの活用法、Googleビジネスプロフィールの攻略ポイント、SNSマーケティングの基礎知識、さらにはUGC(ユーザー生成コンテンツ)や口コミの活用まで、実践的なノウハウをぎゅっと詰め込みました。 無料でダウンロードできますので、ぜひお店の集客やマーケティングに役立ててください。
監修者プロフィール
折川 穣(Jo Orikawa)
IXYASのCMO。ex-Google。複数のスタートアップにて営業・マーケ・CS組織を立ち上げ、SaaSのAPI連携や販売代理モデルを構築。Microsoftではパートナーと連携し、AI市場の拡大戦略を推進。MAIAの取締役COOを兼務。https://www.linkedin.com/in/jorikawa/
