
Googleマップのコンテンツ作りには「Googleローカルガイド」と呼ばれるユーザーが深く関わっています。お店の情報や口コミなどはこのローカルガイドが提供しており、簡単な条件を満たせば、誰でも気軽にローカルガイドになれます。
この記事では、Googleローカルガイドの基本と、その楽しみ方やローカルガイドの特典について解説します。
※目次※
1.Googleローカルガイドとは何か?
2.ローカルガイドとして情報投稿してみよう
3.Googleローカルガイド特典とは
4.Googleローカルガイドの影響力
5.まとめ
※■POINT※
GoogleローカルガイドはGoogleマップ上の様々な情報を口コミとして投稿するユーザーとユーザーのコミュニティ
Googleローカルガイドはポイントをためてレベルを上げると特典が獲得できる
Googleローカルガイドはインフルエンサーとして機能する

「Googleローカルガイド」と聞いて、ピンとくる方は少ないかもしれません。
しかし、Googleマップに出てくる店舗や施設の★評価や口コミと言えばわかる人も多いのではないでしょうか。この★評価や口コミの投稿にも関わっているのがGoogleローカルガイドです。
「Googleローカルガイド」は、Googleマップ上で店舗や施設の口コミや写真の投稿をするユーザー、またはそのコミュニティそのものを指します。Googleマップに表示される施設名や、その施設の営業時間などの膨大な情報は、ローカルガイドたちの手によって編集されています。常に最新の状態にアップデートするため、Googleローカルガイドは必要不可欠な存在です。
口コミなどの投稿はローカルガイドに登録していなくても行えますが、登録をしているとポイントを獲得できます。このポイントの獲得数によってレベルが上がるシステムになっており、レベルに応じたバッジや、Googleからの特典が用意されているのです。
ローカルガイドに登録する条件は、以下のとおりです。
Googleアカウントをもっている
18歳以上である
Googleマップを利用できる地域である
上記の3つの条件を満たし、簡単な登録手続きをするだけで誰でも無料で参加できます。
ただし、ローカルガイドは個人での利用を対象としているため、法人アカウント(店舗や企業のアカウント)からの投稿はローカルガイドによる投稿とはみなされません。法人アカウントから、投稿してもポイントなどは付与されないため注意が必要です。個人アカウントで登録手続きをおこないましょう。
登録が済んだら、次は実際に情報を投稿してみましょう。
口コミや評価、写真の投稿をおこなってポイントを集め、レベルを上げてバッジの獲得を目指していくのがローカルガイドの基本的な楽しみ方です。
ここではポイントの獲得方法やバッジの意味、各レベルに必要なポイントなど、ポイントとレベルの詳細について解説します。
ローカルガイドは、口コミや写真を投稿するとポイントがたまります。ポイントをためると累計ポイントに応じてローカルガイドレベルが上がるシステムです。また、一定のレベルに達すると信頼度を表すバッジを獲得できます。
バッジは、ローカルガイドレベルがレベル4以上になると獲得できます。信頼度の高いローカルガイドとして、アイコンにバッジが表示される仕組みです。
ローカルガイドレベルは、最高でレベル10まで上げられます。バッジは各レベルによってデザインが変わります。閲覧するユーザーは、バッジのデザインを見てローカルガイドの信頼度を判別することもできるのです。
また、口コミや写真の投稿数など、それぞれのアクションに応じて獲得できる、専用バッジも用意されています。口コミバッジ・写真バッジなどのバッジタイプがあります。
投稿をして獲得できるポイントは、その投稿の種類によって異なります。
投稿の種類と獲得できるポイントは以下の通りです。
投稿の種類 | 獲得できるポイント |
口コミ | 1件あたり10ポイント |
200文字を超える口コミ | 1件あたり10 ボーナス ポイント |
評価(☆をつける) | 1件あたり1ポイント |
写真 | 1枚あたり5ポイント |
写真のタグ | 1件あたり3ポイント |
動画 | 1件あたり7ポイント |
質問への回答 | 1件あたり1ポイント |
Q&Aへの返信 | 1件あたり3ポイント |
編集 ※ | 1件あたり5ポイント |
場所の追加 ※ | 1か所あたり15ポイント |
道路の追加 ※ | 1か所あたり15ポイント |
情報の確認 | 1か所あたり15ポイント |
有効なリストの公開 | 1か所あたり10ポイント |
説明(リスト内) | 1か所あたり5ポイント |
※ は投稿が承認されるとポイントが付与されます。
ローカルガイドのレベルを上げるために必要なポイントは、そのレベルによって異なります。
ローカルガイドのレベルと、必要なポイント数は以下の通りです。
レベル | 必要累計ポイント |
レベル1 | 0ポイント |
レベル2 | 15ポイント |
レベル3 | 75ポイント |
レベル4 ☆ | 250ポイント |
レベル5 ☆ | 500ポイント |
レベル6 ☆ | 1,500ポイント |
レベル7 ☆ | 5,000ポイント |
レベル8 ☆ | 15,000ポイント |
レベル9 ☆ | 50,000ポイント |
レベル10 ☆ | 100,000ポイント |
☆がついたレベルには、バッジが与えられます。

外出する際の楽しみとして活動できるローカルガイドですが、ローカルガイドとして実績を積み重ねることで特典が提供されるのも魅力の一つでしょう。
ここでは、ローカルガイドとしての活動で得られる特典について紹介します。
ローカルガイドとしての活動実績を積み重ねると、そのレベルに応じた特典が提供されます。
ただし、ローカルガイドの運営元であるGoogleは、特典があること自体は公表していますが、その詳細情報については公開していません。
「Googleの新機能への早期アクセスや、パートナーからの特別な特典などのメリットが受けられます」公式からの情報は以上のような記述にとどまっており、特典がどのような内容であるかは不明です。これまでにローカルガイドプログラムに参加してきた人々の発信から確認や推測をするほかにありません。
過去の事例ではサービスの無料体験や、Google製品購入の割引、新サービスの早期アクセスなどがありました。
【具体的な例】
Google Driveの容量が無料で1TBにアップ(2年間のみ)
Google Oneの6ヵ月無料サービス
Google Pixel 5の7,500円割引
Google Home mini(スマートスピーカー)の割引サービス
さらに、過去にはレベル5以上のユーザーがGoogle主催のローカルガイドのイベントである「CONNECT LIVE(コネクトライブ)」に招待された事例があります。
「CONNECT LIVE(コネクトライブ)」はアメリカで開催され、往復の飛行機代・宿泊代・食事代などをGoogleが負担してくれるという特別なイベントです。
2019年の開催時には日本人が6名参加したとのことですが、2020年以降はコロナの影響で開催されていません。
今後もこのような特典が配布される可能性があるため、ローカルガイドをはじめるきっかけとして考えてみてはいかがでしょうか。
趣味として楽しむ人もいるローカルガイドですが、その影響力はどれほどのものなのでしょうか。
高レベルのユーザーの口コミは信頼されやすいことは先にも述べましたが、これはユーザーからだけでなく、Google側から見た場合でも同じです。高レベルユーザーの口コミはGoogleマップで上位に表示されるため、人々の目につきやすくなります。
これらの情報を踏まえ、ここではローカルガイドがもたらす影響について解説します。
ローカルガイドとMEOには、密接な関係があります。
MEOとは、Map Engine Optimizationの略で、日本語に訳すとマップ検索エンジンの最適化です。主にGoogleマップ向けの地図検索エンジンで、Googleのアルゴリズムによって検索結果に反映されます。経営する店舗などを検索結果で上位に表示させ、認知度を拡大して来店促進につなげるためには、MEO対策が必要です。
Googleマップは、関連性・知名度・距離の3項目で総合的に評価しています。その評価によって検索結果の上位に表示されるサイトが選ばれるのです。そのため、店舗の情報(店舗名・営業時間・場所など)の正確性や、ローカルガイドユーザーの口コミ評価は、MEO対策にとっても重要です。
Googleマイビジネスヘルプ内には、ローカル検索順位ランキングを改善するための方法の一つとして「口コミに返信すること」と明記してあります。
多くの口コミの返信をするためにも、まずは、口コミを増やす必要があるでしょう。口コミを書きやすいよう店内にQRコードを設置する、クーポンなどの配布物に書き込み用のQRコードを入れておく、直接声をかけてお願いするなどの方法があります。
口コミをもらったら放置せず、マメに返信するよう心がけましょう。
口コミは店舗の良い点だけでなく、悪い点について記載されることもあります。
しかし、それはユーザーから与えられた課題と捉え、改善策のヒントと考えましょう。リアルな感想は、店舗を運営するうえでの改善すべき点を把握するための貴重な意見です。
また、悪い口コミにこそ丁寧に対応することで、経営側の人となりや店舗運営に対する姿勢を知ってもらえる機会になります。
口コミは、顧客とのコミュニケーションの一つです。口コミへの真摯な対応が、ファンを増やすことにもつながるでしょう。
STOREPADは、MEO・SNS・HPなどの集客手段を一括管理するクラウドサービスです。
Googleマップへの情報発信や、口コミ管理、LINEを使った再来店促進など、集客にまつわる業務を効率化します。分析機能を使えば、MEOの順位向上も望めます。
店舗運営でSNSやGoogleマップの活用を考えている方は、STOREPADの利用を検討してみて下さい。まず資料のダウンロードからはじめてみましょう。
Googleマップ上の店舗名や、その店舗の営業時間などの膨大な情報は、ローカルガイドたちの手によって編集されています。
ローカルガイドにはレベルがあり、ローカルガイドとしての活動内容によってポイントが付与され、レベルが上がっていく仕組みです。レベルの高いユーザーの口コミは信頼性が高いものと判断されます。また、レベルごとに特典が用意されることもあるようです。
ローカルガイドの活躍は、今や店舗運営に大きな影響を及ぼすものとなりました。興味のある方は、趣味と実益を兼ねたローカルガイドを楽しんでみてはいかがでしょうか。
店舗ビジネスの成功を左右するのは「集客」と「顧客満足度」です。店舗事業者が押さえるべき基本的な集客手法から、ポータルサイトやホームページの活用法、Googleビジネスプロフィールの攻略ポイント、SNSマーケティングの基礎知識、さらにはUGC(ユーザー生成コンテンツ)や口コミの活用まで、実践的なノウハウをぎゅっと詰め込みました。 無料でダウンロードできますので、ぜひお店の集客やマーケティングに役立ててください。
監修者プロフィール
折川 穣(Jo Orikawa)
IXYASのCMO。ex-Google。複数のスタートアップにて営業・マーケ・CS組織を立ち上げ、SaaSのAPI連携や販売代理モデルを構築。Microsoftではパートナーと連携し、AI市場の拡大戦略を推進。MAIAの取締役COOを兼務。https://www.linkedin.com/in/jorikawa/
