マガジン

Googleビジネスプロフィール削除の手...

MEO

2025.03.20

Googleビジネスプロフィール削除の手順と注意点|再登録の前に確認を

  • # Googleビジネスプロフィール

Googleマイビジネスは2021年11月よりGoogleビジネスプロフィールに名称変更されました

「Googleビジネスプロフィールのアカウントを削除したいけど、本当にそれでいいのか分からない」そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

たとえば、

「口コミの評価が低く、いったんリセットしたい」

「店舗を閉業するので、ビジネス情報を削除したい」

「ブランドを変更したので、アカウントを再登録したい」

といった理由で、Googleビジネスプロフィールの削除方法や再登録について検索している方もいるはずです。

結論から言えば、Googleビジネスプロフィールのアカウント削除は可能です。しかし実際には、削除せずに対応した方がよいケースが大半であり、安易な判断にはリスクが伴います。次の3つの観点から、削除すべきかどうかを冷静に判断するための情報をまとめました。

・Googleビジネスプロフィールを削除すべきケースと、そうでないケースの違い

・削除せずに対応できる具体的な方法(閉業・移転・低評価対策など)

・実際にアカウントを削除する際の手順と注意点

Googleビジネスプロフィールのアカウントは削除すべきか?

Googleビジネスプロフィールのアカウントは削除するべきでしょうか?

結論から申し上げると、アカウントの削除は可能ですが、削除する必要がない場合がほとんどです。

読者の中には以下のような理由で削除を検討している方もいるかもしれません。

・閉業するから

・お店を移転するので、情報を整理したい

・口コミの評価が低く、再登録を考えている

しかし、アカウントを削除すると、過去の口コミや写真、検索履歴などのデータが失われ、再登録にも手間がかかります。さらに、2024年11月以降、Googleの「ローカルサービス広告(LSA)」を利用するには、住所認証済みのGoogleビジネスプロフィールが必須となりました。

口コミが低評価でも、削除せずに改善する方法は複数あります。基本的には、アカウントを残したまま状況に応じた対応を取ることをおすすめします。

Googleビジネスプロフィールアカウント削除しなくてもいい場合

アカウント削除を検討する理由はさまざまですが、多くの場合、削除せずに対応可能です。以下、よくあるケース別に削除以外の対処法をご紹介します。

【ケース1】閉業する場合:「閉業マーク」を設定

店舗を閉業する場合でも、アカウントを削除せず「閉業マーク」を付けることをおすすめします。

閉業マークをつけるメリット

■ユーザーがビジネスの状況を確認できる
閉業後も店舗名で検索されることがあります。削除してしまうと情報が一切表示されず、混乱を招く可能性があります。

■再開時にスムーズに復帰できる
アカウントを残しておけば、「営業中」にステータスを切り替えるだけで再開できます。再登録の手間がなく、過去の口コミや実績もそのまま維持できます。

【ケース2】店舗を移転する場合:住所の変更で対応

移転を理由にアカウントを削除する必要はありません。住所を変更するだけで、これまでの実績を引き継ぐことが可能です。

住所変更を選ぶべき理由は以下の通りです。

■アカウントの信頼性を保持できる
Googleは継続的な実績を重視しており、アカウントを引き継ぐことでその信頼性を保つことができます。

■口コミや評価が維持される
新規アカウントを作成すると評価はリセットされてしまいますが、住所変更であれば過去の評価をそのまま活かせます。

【ケース3】一時的に休業する場合:「臨時休業マーク」を設定

一時的に営業を停止する場合も、アカウントは削除せず「臨時休業マーク」を活用しましょう。

臨時休業のメリットは以下の2つです。

■再開時の対応が簡単
営業を再開するときは「営業中」に切り替えるだけで済みます。

■信頼性や口コミを保持できる
アカウントを削除してしまうと、再開後に一から信頼を築き直さなければなりません。臨時休業であれば、情報資産を維持したまま復帰できます。

【ケース4】低評価の口コミが多い場合:改善施策で対応

「口コミが悪いからリセットしたい」と考える方もいますが、削除によって必ずしもネガティブな印象を払拭できるわけではありません。

削除せず対応すべき理由

■低評価は必ずしも致命的ではない
ポジティブな口コミが一定数あれば、全体の評価は改善できます。顧客にレビュー投稿を依頼し、返信で丁寧に対応することが重要です。

■Googleは再登録アカウントでも“同一事業者”とみなす可能性がある

削除して再登録しても、過去の口コミが統合されるケースがあり、完全なリセットは難しいです。

【ケース5】オーナー権限の管理が煩雑になった場合:ユーザー権限の見直しで対応

複数店舗や複数担当者で運用している場合、アカウント管理が煩雑になり「もう削除してしまいたい」と思うこともあるかもしれません。

その場合の解決策

■ユーザー権限を整理する
オーナー/管理者/サイト管理者などの役割ごとに適切に設定することで、運用負担が軽減します。

■不要な拠点のみアーカイブや閉業設定
複数拠点がある場合、特定の店舗だけ閉業マークを設定し、他の情報は維持する選択肢もあります。


アカウントを削除して再登録したい場合

【ケース1】店舗のリニューアル・ブランド変更

お店のリニューアルやブランド変更などで、これまでの店舗情報を引き継ぎたくない場合、アカウントを削除して新しいGoogleビジネスプロフィールアカウントを作成することが考えられます。

ただし、以下の点に注意してください。

■ゼロからのスタートとなる
これまでの口コミや評価、検索履歴などはすべてリセットされます。新規アカウントは信頼性が乏しく、集客効果が出るまで時間と労力がかかる可能性があります。

■旧情報が統合される場合がある
Googleは過去のデータを保持しており、同一の事業と判断されると、削除前の口コミや写真が新しいアカウントに自動で統合されることがあります。完全なリセットは保証されていません。

【ケース2】口コミ評価が悪いからリセットしたい

Googleビジネスプロフィールで低評価の口コミが多い場合、「アカウントを削除してリセットしたい」と考えることがあるかもしれません。しかし、口コミ評価を理由とした削除・再登録は以下の理由からおすすめできません。

■統合リスクが残る
再登録しても、Googleが同一事業者と判断した場合、低評価の口コミが再び表示される可能性があります。

■高評価レビューを積み重ねる方が効果的
悪い口コミがあっても、丁寧な返信や高評価レビューの獲得によって信頼性を回復することは十分に可能です。実際、評価の平均点は直近のレビューの影響を強く受ける傾向があります。

Googleマップの口コミを効果的に増やす方法(POP制作方法も解説)

【ケース3】運営者(オーナー)が変更になった場合

事業譲渡やフランチャイズ店舗の運営切り替えなどで、オーナーが交代するケースです。前の運営者の情報を消したいという理由で「一度削除して、新しいアカウントを作ろう」と考えることがあります。

この場合も、削除せず、オーナー権限を譲渡するのがベストです。

理由:
・実績(評価・検索表示履歴)を引き継げる
・再登録による審査・再認証などの手間がかからない
・LSA利用やマップ上の認知を維持できる

【ケース5】名称やカテゴリの審査が通らない/制限されている

たとえば「店名に商標が含まれていて修正できない」や「業種カテゴリが制限されている」などで、新しいアカウントで再申請したいという動機もあります。この場合、まずはサポートに問い合わせて修正申請を試すことをおすすめします。

理由:
・アカウントを削除しても、Google側の内部情報は保持されており、再登録でも同じ制限にかかることがある
・削除→再登録よりも修正申請の方が通りやすいケースがある

Googleビジネスプロフィール削除方法

どうしてもアカウントを削除したい場合は、Googleビジネスプロフィールの管理画面から削除操作を行うことが可能です。ただし、削除の前に「閉業」または「休業」ステータスに変更しておくことを強く推奨します。マップ上で「営業中」と誤認されるのを防ぐためです。


削除は次の2通りの方法で行えます。

方法①:Googleビジネスプロフィールから削除する

 

1.Google検索またはGoogleマップで自店舗名を検索し、「プロフィールを編集」を開きます。

2.左メニュー下部にある「プロフィールを閉じるまたは削除」をクリックします。

3.表示された選択肢の中から「ビジネスプロフィールを削除」を選びます。

4.削除理由などのガイドに従って手続きを進め、メール認証を完了します。
5.審査が行われ、通常2〜3週間で削除が反映されます。

方法②:Googleマップから削除リクエストを送信する

1.Googleマップにアクセスし、該当するビジネス情報ページを開きます。
2.画面下部にある「情報の修正を提案」をクリックします。
3.「休業、閉業、または削除」を選択します。
4.表示される指示に従って削除リクエストを送信します。
5.Googleが審査を行い、承認されればプロフィールが削除されます。

※リクエストを送信して反映までに2〜3週間かかる場合があります。

削除時の注意点

■閉業・休業マークを先に設定することが必須
削除前に閉業または臨時休業を明示しておかないと、Googleマップ上で「営業中」と表示され続ける恐れがあります。

■削除はオーナー権限が必要
オーナー以外の管理者やサイト管理者では削除操作ができません。権限を確認し、必要に応じてオーナー移譲の申請を行ってください。

■削除後の復元は原則不可
削除が完了すると、口コミ・写真・投稿・管理履歴を含むすべての情報が失われ、元に戻すことはできません。

Googleビジネスプロフィール削除する際の注意点

「削除」操作ができるのはオーナー権限のみ

Googleビジネスプロフィールの管理権限には3段階あり、削除操作が可能なのはオーナーのみです。

■主な管理権限と役割
・管理画面の「ユーザー権限設定」で、自分が「オーナー」になっているか確認します。
・オーナーでない場合は、現在のオーナーに権限譲渡を依頼する必要があります

削除しても即時にマップ上から消えるわけではない

Googleビジネスプロフィールの管理画面で削除操作を行っても、Googleマップ上での反映には時間がかかります。

・通常、審査・反映には2〜3週間程度必要です。
・口コミ数や投稿量が多い場合、情報がマップ上に残るケースがあります。

削除したアカウントは基本的に復元できない

完全に削除されたアカウントは、原則として復元できません。

・削除直後で、かつマップ上にビジネス情報が残っている場合に限り、再申請によるオーナー確認ができる可能性があります。
・ただし、再認証には時間がかかり、以前の情報がすべて残っているとは限りません。

重複アカウントがある場合の対応

Googleは食べログやホットペッパーなどの外部情報をもとに、自動でビジネスプロフィールを生成することがあります。その結果、同一店舗のアカウントが複数存在するケースがあります。

対応方法:
・重複アカウントが確認できた場合は、Googleマップ上から「情報の修正を提案」→「重複している」を選び、削除依頼を送信します。

Googleのサポートでは削除してくれない

Googleビジネスプロフィールのサポートに連絡しても、アカウントの削除依頼には応じてもらえません。削除操作は、あくまでオーナー自身が行う必要があります。

削除後も一部情報が検索結果に残ることがある

Googleは第三者サイト(例:グルメサイト、レビューサイト)から得た情報を自動生成することがあり、削除後もGoogleマップや検索結果に「存在していた痕跡」がしばらく残ることがあります。

特にビジネス名や電話番号などが他のサイトにも掲載されている場合、キャッシュや外部ソース経由で再表示されることがあります。

Googleによる再生成の可能性

削除後も一定の条件が揃えば、Googleが自動的にビジネス情報を再生成することがあります。(例:Googleにクロールされた第三者サイトに店舗情報が残っている/ユーザーからのリクエストがあった…など)

その場合、意図せずGBPが復活することがあり、「完全に消したつもり」が成立しないケースもあります。

Google広告(特にLSA)との連動性に注意

2024年11月以降、GoogleのLocal Services Ads(LSA)出稿には、公開・住所認証済みのGBPが必須条件となっています。

アカウント削除によりこの条件を満たさなくなると、LSA広告が停止されるので、広告運用中の場合は要注意です。

プロフィール削除後の「ブランド毀損」リスク

削除した後に別の第三者が同じ店舗名・住所でGBPを新たに作成し、乗っ取られたような形になる事例があります。

完全削除するよりも「閉業マーク」を残して店舗の公式意思表示を維持する方が安全です。

アカウント削除の前に、「STOREPAD」で現状を可視化しよう

Googleビジネスプロフィールを削除する前に、まずは現在の口コミ状況や評価傾向を客観的に把握することが重要です。

「STOREPAD」は、Googleマップをはじめとした複数プラットフォームの口コミを一元管理し、評価推移や問題点を可視化できるツールです。削除の判断に迷ったときや、改善余地を探りたいときにも、適切な意思決定を支援します。

さらに、AIによる口コミ分析や返信文自動生成機能により、少ない手間で店舗の信頼回復・集客力アップを後押しします。

まずは店舗の現状を知るところから始めましょう。


お役立ち資料

店舗ビジネスの成功を左右するのは「集客」と「顧客満足度」です。店舗事業者が押さえるべき基本的な集客手法から、ポータルサイトやホームページの活用法、Googleビジネスプロフィールの攻略ポイント、SNSマーケティングの基礎知識、さらにはUGC(ユーザー生成コンテンツ)や口コミの活用まで、実践的なノウハウをぎゅっと詰め込みました。 無料でダウンロードできますので、ぜひお店の集客やマーケティングに役立ててください。

    シェアする

    監修者プロフィール

    折川 穣(Jo Orikawa)

    IXYASのCMO。ex-Google。複数のスタートアップにて営業・マーケ・CS組織を立ち上げ、SaaSのAPI連携や販売代理モデルを構築。Microsoftではパートナーと連携し、AI市場の拡大戦略を推進。MAIAの取締役COOを兼務。https://www.linkedin.com/in/jorikawa/

    記事一覧にもどる