
インターネットショッピングや各種予約サイトを利用した際、またはGoogleマップなどで、口コミを目にしたり参考にしたりしたことがある方も多いでしょう。自身が運営するお店がある場合は、顧客も同様に口コミを見ています。そのため、口コミへの返信は重要です。しかし、良い返信例が思い浮かばない方もいるかもしれません。
本記事では、良い(高評価の)口コミへ返信する例文をはじめ、口コミに返信するメリットやポイントを解説します。
※■POINT※
口コミに返信するとMEO対策や来店意欲の向上につなげられる
口コミに返信する際は、迅速かつ読みやすく、口コミの内容にあった返信をする
口コミの返信に悩んでいる方は「STOREPAD」の利用がおすすめ

良い口コミをもらったら、感謝の気持ちを伝えましょう。返信する型をはじめ、例文を2パターン紹介します。
口コミに返信する際は、ある程度の型を覚えておくと良いでしょう。具体的な例は以下の通りです。
口コミの投稿や来店へのお礼
口コミの内容に対する返答
「プラスα」の情報や補足情報で再来店を促す
結びのあいさつ
特に重要なポイントは「口コミの内容に対する返答」です。ある程度型を使用するとはいえ、テンプレートの返答にならないよう気を付けます。
また、「プラスα」の情報や補足情報を付け足すことで、より店舗やサービスの魅力が伝わり来店につなげられるでしょう。
担当者や接客態度などに良い口コミをいただいた際は、以下の例文を参考にしてみてください。
<例>
・口コミ
商品はもちろん、担当してくれた方の対応も素晴らしかったです。
・返信
この度は○○へご来店いただき、さらに担当スタッフの接客もお褒めくださり、ありがとうございます。スタッフ一同、大変嬉しく思っております。当店では商品の品質向上はもちろん、お客様に心地よくお過ごしいただくために、定期的にスタッフへ接客研修を行っております。
また、来月から提供開始する××も、ご満足いただけるような商品に仕上がっております。ぜひお試しいただけると光栄です。またのご来店を、○○スタッフ一同心よりお待ちしております。
サービスや商品などに良い口コミをいただいた際は、以下の例文を参考にしてみてください。
<例>
・口コミ
今回購入した△△は、今まで使用してきた中で一番使いやすくてお気に入りです。
・返信
この度は△△をご購入いただき、そして口コミの投稿もありがとうございます。お客様に当店の商品を気に入っていただけて、スタッフ一同大変光栄に思っております。
当店ではさらにご満足いただくために品質向上を目指し、日々研究を重ねています。来月には、□□にこだわった◎◎という新商品の発売も予定しております。今後とも△△をよろしくお願いいたします。
口コミには返信をすべきです。ここでは、口コミに返信する重要性を解説します。
口コミに返信することで、MEO対策につながります。MEO(Map Engine Optimization)とは、「マップエンジン最適化」を指す言葉で、Googleマップで検索した際に自社を上位表示させるための対策です。Googleも口コミへの返信を推奨しており、返信することでより評価をしてもらえる可能性が高まります。結果として上位に表示されれば、その分多くの方の目につきやすくなり、来店数も向上するでしょう。
口コミに返信することで、サービスや店舗の正しい情報が発信できます。例えば、「この化粧水は肌に合います」という口コミに「当社の化粧水は天然由来の成分にこだわっております」と返信すれば、より魅力をアピールできるでしょう。また、お客様の口コミに誤りがあれば、口コミの返信によって情報を訂正できます。正しい情報をしっかりアピールすることで、新規顧客やリピーターの獲得につながるでしょう。
口コミに返信することで、お客様とコミュニケーションがとれます。貴重な時間を割いて投稿してくれた内容に返信があれば、好印象を与えられるでしょう。そして、再来店へつなげられます。Googleも、「クチコミに返信することは、顧客との信頼関係の構築」につながるとして、口コミへの返信を推奨しているのです。
どのお店に行くか・どの商品を購入するか悩んだ際に、口コミを参考にしたことがある方も多いでしょう。口コミのような「第三者の意見」というのは、人を惹きつける効果があります。また、総務省の発表によると、口コミを参考にするかのアンケートで、「かなり参考にする」「まあ参考にする」と答えた方がどの年代でも6割強となったのです。口コミがあまりないお店とある程度もらっているお店であれば、後者の方が来店意欲は高められるといえます。
参考:総務省「第1部 特集 IoT・ビッグデータ・AI~ネットワークとデータが創造する新たな価値~」
口コミに返信することで得られるメリットはいくつかあります。ここでは3つ紹介するので、1つずつチェックしてみましょう。
費用対効果とは、費用に対してどの程度の効果が得られるかを指します。例えば、広告を出す場合は、ある程度の費用が必要です。しかし、その広告があまり人目につかなければ、広告としてあまり効果がないといえるでしょう。つまり、費用対効果が低いのです。一方、口コミに返信することは金銭がかかりません。それに対し、来客へつなげられることから、費用対効果が高いといえます。
口コミは拡散性が非常に高いといえます。例えば、旧Twitter(現:X)で「この商品美味しい!」というツイートがバズっている(=たくさん拡散されている)のを目にしたことがある方も多いでしょう。お客様の満足の声や良い経験は、非常に早く多くの方々へ届きます。SNSはたくさんの人の目に触れる場所でもあるので、より多くの方へ情報が届き、来店へとつながるでしょう。
口コミから自社の改善点や強みを把握することも可能です。定期的に口コミから得られた情報を分析し、具体的な改善策を検討しましょう。すぐに対策できれば、売上の向上にもつながります。また、良い口コミからは自社の強みを再確認できるため、今後の商法やアピール方法へも生かすことが可能です。良いところは伸ばし、改善点にすぐ対策していくことで、より良い商品やサービスの提供につなげましょう。

口コミの返信には、いくつかのポイントがあります。ここでは5つ紹介するので、口コミに返信する際は注意してください。
いただいた口コミには、迅速に返信しましょう。せっかく投稿してくれた口コミに返信しても、返信が遅れるほどお客様の興味や関心が薄れ、返信したことに気付かれない恐れもあります。特に悪い口コミへの対応が遅れた場合、よりお客様の心証が悪くなってしまうでしょう。誠意をきちんと伝えるためにも、口コミへは迅速な返信を心掛けることが重要です。
口コミの内容がどのようなものでも、「ユーザーの声」としてきちんと受け止めましょう。悪い内容の口コミでも、必ず「ご意見ありがとうございます。」と前置きをすることが大切です。感情的に返信をしてしまうと、口コミから炎上につながる恐れもあります。せっかくいただいた「声」には、今のお店や商品に足りないものが隠れているかもしれません。改善点を見つけ、対策につなげることで、来客数アップにもつなげられるでしょう。
口コミの返信は、読みやすく丁寧な言葉で簡潔にしましょう。あまりに長すぎる内容だと、最後まで読まずに離脱されるかもしれません。また、難しい言葉や専門用語の使用は避け、誰が読んでも分かりやすい文章を心掛けてください。わかりやすく簡潔な文章だと、読んでいる方に届きやすく、好印象を与えます。
ただ「型」にはめただけの、テンプレートの返信はやめましょう。口コミの内容に合っていないと感じたり、何かをコピーしたように感じたりした場合、せっかく投稿してくれたお客様にも不信感を与えかねません。不誠実な対応にも見えてしまうため、注意が必要です。返信をする際は、きちんと口コミを読み、その内容に合わせた返信をしましょう。
口コミの返信で最も大切なのが、感謝の気持ちを込めることです。どのような内容を書くかより先に、感謝の気持ちを忘れてはいけません。そして、それは良い口コミでも悪い口コミでも同様です。どちらにしても、お客様の貴重な時間を割いて、口コミを投稿してくれています。「口コミを書いてくれたこと」にまず感謝しましょう。悪い口コミだとしても、そこから見つかった改善点により、より良い店舗(商品)づくりにつながるのはメリットです。
口コミの返信は、来客を促すことはもちろん、MEO対策になったり顧客との信頼関係を築いたりすることにもつながります。また、口コミは拡散性が高いため、広告を出すよりも費用対効果が高く、より多くの方へ情報を届けられるでしょう。
口コミに返信する際は、迅速な対応と感謝の気持ちを込めることが重要です。口コミから得られた自社の強みや改善点を、今後の店舗・商品づくりに生かしていきましょう。
口コミの返信は重要ですが、店舗運営だけで手一杯となり時間がなかなか取れない方もいるでしょう。また、内容に悩んでしまって返信できない方もいるかもしれません。口コミの返信に困っている方へ、「STOREPAD」の利用がおすすめです。STOREPADは、口コミの依頼から収集・返信・診断まで一括で管理できます。多言語対応もしているため、英語をはじめとした外国語が分からない場合も、STOREPADなら簡単に返信が可能です。気になる方はぜひ、資料をダウンロードして機能をご確認ください。
店舗ビジネスの成功を左右するのは「集客」と「顧客満足度」です。店舗事業者が押さえるべき基本的な集客手法から、ポータルサイトやホームページの活用法、Googleビジネスプロフィールの攻略ポイント、SNSマーケティングの基礎知識、さらにはUGC(ユーザー生成コンテンツ)や口コミの活用まで、実践的なノウハウをぎゅっと詰め込みました。 無料でダウンロードできますので、ぜひお店の集客やマーケティングに役立ててください。

【虎の巻 第5章】店舗事業者に向けたUGCと口コミ活用の基本
トレンド・ノウハウ
口コミ

【調査レポート】「Google口コミは3.8以上が基準? 飲食店選びのリアルな声を徹底調査!」 来店を後押しする口コミの“点数・件数”とは
調査レポート
飲食
監修者プロフィール
遠藤 啓成(Endo Hiromasa)
イクシアス株式会社 マーケティング・セールス室 室長。USENにてPOSレジをはじめとするDXサービス全般のマーケティングや事業企画、店舗事業推進部企画課課長として飲食店やホテルの運営にも従事。複雑化する店舗のWEB集客課題を解決したいという強い思いからイクシアスに参画。フリーランスの美容師としても活動中。管理美容師、化粧品検定1級、食品衛生管理責任者、防火防災管理者、ITパスポートを保有。USEN時代には、優れた業績を評価されGOODJOB賞を受賞。
