マガジン

TikTok ビジネスアカウントの開設方...

SNS

2024.06.18

TikTok ビジネスアカウントの開設方法・活用術・メリット

  • # TikTok

TikTok(ティックトック)とは、若年層を中心に絶大な人気を誇る短尺動画投稿系SNSです。スマートフォンさえあれば簡単に短い動画を投稿できます。楽曲に合わせて歌ったり踊ったりする動画や、メイクの方法を解説する動画、新しいガジェットを紹介する動画などが話題を集めています。TikToker(ティックトッカー)などと呼ばれるインフルエンサーも登場しており、ビジネスへの活用も活発です。当記事では、ビジネスに役立つTikTokビジネスアカウントの開設方法や活用術、メリットなどを詳しく解説します。

※目次※

1.TikTokのビジネスアカウントとは

2.TikTokのビジネスアカウントの開設方法

3.TikTokのビジネスアカウントの活用方法

4.TikTokのビジネスアカウントを運用するメリット

5.まとめ

※■POINT※

  • TikTokは簡単にビジネスアカウントが作成できるが、そうする事でできるようになる事が豊富にある

  • 「たまたまバズった」ではなく、ターゲットに合った投稿をする事が重要

  • 投稿を繰り返し、分析して運用改善をしていくこともポイント

TikTokのビジネスアカウントの概要

TikTok(ティックトック)とは、中国のテック系企業であるByteDanceが運営しているモバイル向けショートムービープラットフォームです。いわゆる短尺動画系SNSであるTikTokは若年層を中心に絶大な人気を誇っており、近年ではビジネスへの活用も活発になっています。ビジネスへの活用を加速するため、ビジネスアカウントの開設を検討している方も多いかもしれません。ここでは、TikTokビジネスアカウントの概要を解説します。

ビジネスアカウントに切り替えるとどうなる?

TikTokのビジネスアカウントとは、TikTokを使ってPV(Page View)を稼ぎたい、集客を図りたい個人や企業向けのアカウントです。ビジネスアカウントに切り替えることで、ビジネスに役立つさまざまな機能を利用できるようになります。ビジネスアカウントで利用できる機能を簡単にまとめると、下記の通りです。

  • 投稿動画の分析

  • 長期間のインサイト分析

  • 予約投稿機能

  • ショーケース機能

  • 商用楽曲ライブラリーの利用

  • プロフィールへの外部リンク設置

など

特に、投稿動画やインサイトの分析は必ず活用すべき機能と言えるでしょう。なぜなら、投稿した動画やユーザーの動向を分析し、PDCAを回すことでコンテンツを伸ばす施策を打てるからです。

ビジネスアカウントにかかる費用は?

TikTokのビジネスアカウントは、無料で開設できます。そもそもTikTokのユーザーアカウントには個人アカウントとビジネスアカウントの2種類あり、どちらも無料で開設が可能です。一般のユーザーが個人で短尺動画を投稿したり閲覧したりして楽しむ個人アカウントに対し、ビジネスアカウントは前章でご紹介したようなビジネスで役立つ機能を利用できます。個人アカウントからの切り替えもできるため、既存のアカウントをビジネス用途に転用したいといったケースにも対応可能です。ビジネス向けのビジネスアカウントですが、法人だけでなく個人も無料で開設できます。

TikTokのビジネスアカウントの開設方法

TikTokのビジネスアカウントは、完全無料で開設および利用できる点が大きなメリットと言えるでしょう。特に、なるべくコストをかけずにPVを稼ぎたい、集客を図りたいと考えている方は必見です。ここからは、TikTokビジネスアカウントの開設方法を解説します。無料のビジネスアカウントを開設し、ビジネスを加速させましょう。

(1)アカウントを登録する

まずは、TikTokのアカウントを登録しましょう。TikTokで新規のアカウントを作成するには、電話番号またはメールアドレスが必要となります。もしくは、LINEやGoogle、Facebook、カカオトークといった既存のアカウントを利用しログインする、いわゆるソーシャルログインも可能です。登録の際には生年月日の入力も求められますが、プロフィール上で第三者に公開されることはありません。なお、新規アカウント作成の段階では、個人アカウントとして登録されます。いきなりビジネスアカウントを作成することはできないため、気をつけましょう。

(2)ビジネスアカウントの設定をする

個人アカウントを作成しログインできたら、ビジネスアカウントへの切り替え設定をしましょう。ビジネスアカウントへ切り替えるには、「プロフィールページ」の右上にある三点メニュー(…)をクリックし、「設定とプライバシー」「アカウント管理」の順にアクセスして「ビジネスアカウントに切り替える」を選択してください。なお、アカウントを切り替える際は、必ず自身のビジネスに最適なカテゴリーを選択しましょう。なぜなら、そのカテゴリーに興味関心のあるユーザーのおすすめ欄に表示されやすくなるからです。カテゴリーを選択できるビジネスアカウントは、個人アカウントよりフォロワー数や動画視聴回数の伸ばしやすい仕組みとなっています。

(3)動画を投稿する

ビジネスアカウントへの切り替えが済んだら、いよいよ動画を投稿してみましょう。TikTokへの短尺動画は、PCのインターネットブラウザ経由か、スマートフォンの専用アプリから投稿することが可能です。ただし、ブラウザ版のTikTokは機能が制限されており、動画の投稿はできても編集はできません。そのため、PCを使って投稿したい場合は、別の動画編集ソフトで動画を編集してから投稿する必要があります。スマートフォンの専用アプリから投稿する場合は、下記のような流れが一般的です。

  1. 画面下部の「+」をタップ

  2. 既存のコンテンツをアップロード、もしくはTikTokカメラを使用

  3. 楽曲・エフェクト・フィルターなどを追加

  4. 動画を撮影

  5. 投稿ページで編集

  6. 動画を投稿

ちなみに、ビジネスアカウントであれば、ブラウザ版からのみ投稿日時を指定した予約投稿も設定できます。個人アカウントおよび専用アプリからは予約投稿できないので、気をつけましょう。

TikTokのビジネスアカウントの活用方法

TikTokのビジネスアカウントは、無料で簡単に開設できることがおわかり頂けたかと思います。消費行動の多様化に伴いマーケティングコストが膨れ上がっている昨今、コストをかけずに集客できるTikTokビジネスアカウントは非常に貴重な存在です。ここでは、TikTokビジネスアカウントの活用方法を詳しく解説します。

ユーザーが楽しめるコンテンツを作る

まずは、ユーザーが楽しめるコンテンツを作ることを意識しましょう。露骨な広告やプロモーション動画のようなコンテンツは拒否反応を示すユーザーも少なくないため、動画を最後まで見てくれる可能性も低くなります。例え広告動画を投稿する場合であっても、ユーザーにとって有益で見る価値のあるコンテンツを作成するよう意識してください。ちなみに、ユーザーがどのような動画を求めているのかを知るには、日頃からTikTokを閲覧しトレンドを把握しておくことが重要です。特にTikTokは流行り廃りが早いと言われているため、迅速性が求められます。企画や制作に時間をかけすぎず、トレンドをキャッチアップした動画をコンスタントに投稿し続けましょう。

スキップされにくい構成にする

動画の冒頭にインパクトを持たせ、スキップされにくい構成を意識しましょう。たとえ動画が再生されても、離脱率が高いようでは意味がありません。なお、TikTokの評価アルゴリズムには加算式アルゴリズムと減算式アルゴリズムの2種類が存在します。加算式アルゴリズムは、「いいね」や「コメント」といったユーザーの反応、平均再生時間、視聴維持率、視聴完了率などが加算され、おすすめ欄や検索結果に表示される頻度が決まる仕組みです。一方、減算式アルゴリズムでは、視聴維持率や離脱率、「興味ありません」ボタンなどから評価し、不人気動画と判断されると表示の優先順位が低下してしまいます。TikTokを伸ばすためには、スキップされにくい構成で離脱率を下げる取り組みがなにより重要です。

毎日決まった時間に投稿して条件を揃える

前述のとおり、ビジネスアカウントでTikTokを伸ばすには、投稿動画やインサイトを分析し、PDCAを回すことで改善し続けていくことが重要です。そのため、動画の内容以外の条件が異ならないよう、毎日決まった時間に動画を投稿して条件をそろえておきましょう。例えば、ある動画を昼の12時に投稿し、別の動画を夜の20時に投稿したとします。夜の20時に投稿した動画のほうが伸びたとしても、たまたまアクティブユーザーの多い時間に投稿した動画が伸びただけかもしれません。このように、動画の内容以外に再生数に影響するようなパラメーターが複数あると分析が難しくなるため、投稿時間は揃えてしてしまうのがおすすめです。ちなみに、TikTokで再生数を伸ばすには、アクティブユーザーが増える19時から21時の間に投稿するとよいと言われています。

ユーザーリアクションが起きるように制作する

加算式アルゴリズムの解説でも述べた通り、評価を獲得しTikTokを伸ばすにはユーザーリアクションがなにより重要です。例えば、「いいね」や「コメント」、「シェア」といったユーザーの行動は加算され、おすすめ欄や検索結果に表示される頻度に直結します。当然ですが、「いいね」「コメント」「シェア」といったユーザーリアクションの多い動画は評価が高く、表示の優先順位も上昇するのが原則です。動画を作る際は、ユーザーリアクションが起こりやすいような構成を意識してみましょう。よく用いられる手法ではありますが、「動画が良いと思ったらいいね!シェアをお願いします!」「質問はコメント欄に!」など、動画を見たユーザーに行動を促す動画を制作するのも大切です。

データ分析と運用改善を継続的に実施する

動画を投稿したら終わりではなく、投稿動画やインサイトのデータを分析し、運用改善を継続的に実施し続けることが重要です。TikTokのビジネスアカウントには、データ分析に役立つツールが多数用意されています。例えば、投稿動画分析とインサイト分析では、合計再生時間や合計再生回数、プロフィールの表示回数、フォロワーの属性などを確認することが可能です。これらのデータを分析することで、ユーザーの性別や年齢、所在地、リアクション、動画を閲覧している時間などを細かく分析できます。ユーザーの属性やリアクションを元に動画を制作することで、より多くのユーザーに認知してもらうことも可能です。データ分析を繰り返し、「たまたまバズった」を早期に脱却しましょう。

TikTokのビジネスアカウントを運用するメリット

前章の最後にも述べた通り、TikTokを継続的に伸ばしていくには、偶発的に発生する「バズ」に頼らない運用が大切です。TikTokのビジネスアカウントには、戦略的に「バズ」を発生させる高度な分析機能が備わっています。偶発的な「バズ」から、戦略的な「バズマーケティング」に移行することがなにより重要です。ここでは、TikTokのビジネスアカウントを運用するメリットを解説します。

投稿動画について項目ごとに分析できる

ビジネスアカウントに切り替えることで、投稿動画をさまざまな観点から分析できるようになります。具体的には、以下のような項目を確認することが可能です。

  • 合計再生時間

  • 平均視聴時間

  • 視聴維持率

  • 視聴完了率

  • いいね数

  • コメント数

  • シェア数

など

これらを分析することで、伸びた動画と伸びない動画の違いや傾向を把握できます。把握した傾向を活用し動画を改善することで、よりユーザーにニーズにあったコンテンツを提供することも可能です。

インサイト分析ができるようになる

ビジネスアカウントでは、投稿動画の分析だけでなく、ユーザーインサイトも分析できます。ユーザーインサイトとは、ユーザー行動の背景にある心理状態や潜在意識を分析・理解することです。TikTokでは、具体的に下記の項目を確認できます。

  • 動画の再生回数

  • フォロワー数の増減

  • プロフィールの表示回数

など

フォロワー数の増減とともに、フォロワーの属性も確認できるようになっており、性別や年齢層、住んでいる国や地域、アクティブな時間帯なども分析が可能です。これらを分析することで、よりターゲットにあったコンテンツを提供できます。

アカウントのカテゴリーを指定できる

アカウントのカテゴリーを指定できるのも、ビジネスアカウントのメリットです。カテゴリーを選択すると、そのカテゴリーに興味関心のあるユーザーのおすすめ欄に表示される可能性が高まります。自身のビジネスに適したカテゴリーを選択することで、ターゲットとなるユーザー層に的確にリーチすることが可能です。選択したカテゴリーにあったコンテンツをそろえておけば、アカウント自体に興味を持ってもらえる可能性も高まります。なお、カテゴリーはビジネスアカウントへの切り替え後も変更できますが、コンテンツの一貫性を持たせるためにも、アカウント切り替え時までに目的と運用を考え選択カテゴリーを決めておくとよいでしょう。

プロフィールに外部リンクなどが貼れる

ビジネスアカウントは、個人アカウントから切り替えてすぐにプロフィールへ外部リンクを設置することが可能です。個人アカウントは、フォロワー数が一定の基準を満たしていないと外部リンクを設置できません。外部リンクはECサイトや自社サービスへの導線となるため、このメリットは非常に重要です。ただし、TikTokに投稿している動画とかけ離れたコンテンツへの外部リンクは集客効果を見込めません。カテゴリーの選択と同様、TikTokに投稿している動画と一貫性のあるコンテンツへ外部リンクを設置することが重要です。

ユーザー参加型のプロモーションが行える

若年層を中心に感度の高いユーザーが多いTikTokは、ユーザー参加型のプロモーションにも適したプラットフォームです。実際、TikTokでは特定のハッシュタグをつけた投稿をユーザーに促すキャンペーンが積極的に行われています。企業がプロモーションとして行うだけでなく、TikTok自身が主催してキャンペーンを行う場合もあり、TikTokはユーザー生成コンテンツ(User Generated Content:UGC)が生まれやすい土壌とも言えるでしょう。UGCが増えればフォロワー以外のユーザーにも自社製品・サービスを訴求できるだけでなく、生み出されたUGCを使って新たなプロモーションを打つことも可能です。

まとめ

今回はTikTokのビジネスアカウントについて解説しました。近年ではTikTokをビジネスに活用する動きも活発ですが、ビジネスアカウントを開設することで、ビジネスに役立つさまざまな機能を利用できるようになります。例えば、投稿動画やユーザーインサイトを分析する機能は、TikTokを伸ばしていく上で非常に重要です。ビジネスアカウントの機能を活用してPDCAを回し、「たまたまバズった」から「バズマーケティング」への移行を目指しましょう。

TikTokのビジネスアカウントを店舗ビジネスに活かしたい方はSTOREPAD の導入をご検討ください。STOREPADはTikTokのビジネスアカウントだけでなく、MEO、インスタグラム、X(旧Twitter)などのさまざまな集客手段を一括管理するサービスです。店舗情報を掲載しているメディアへの情報発信や、口コミの管理、LINEを使った再来店促進など、集客にまつわる業務をの効率化します。TikTokのビジネスアカウントの運用にも最適なツールです。TikTokのビジネスアカウントを集客に活かしたい店舗運営者の方は、ぜひ「STOREPAD」の資料をご覧下さい。

お役立ち資料

店舗ビジネスの成功を左右するのは「集客」と「顧客満足度」です。店舗事業者が押さえるべき基本的な集客手法から、ポータルサイトやホームページの活用法、Googleビジネスプロフィールの攻略ポイント、SNSマーケティングの基礎知識、さらにはUGC(ユーザー生成コンテンツ)や口コミの活用まで、実践的なノウハウをぎゅっと詰め込みました。 無料でダウンロードできますので、ぜひお店の集客やマーケティングに役立ててください。

    シェアする

    監修者プロフィール

    折川 穣(Jo Orikawa)

    IXYASのCMO。ex-Google。複数のスタートアップにて営業・マーケ・CS組織を立ち上げ、SaaSのAPI連携や販売代理モデルを構築。Microsoftではパートナーと連携し、AI市場の拡大戦略を推進。MAIAの取締役COOを兼務。https://www.linkedin.com/in/jorikawa/

    記事一覧にもどる