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飲食店の接客ですぐ使える英語フレーズを一挙紹介!お悩み解決のコツや方法も! 

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訪日外国人の増加にともない、飲食店において英語での対応を求められるシーンが増えています。メニューの説明や注文のやりとりがうまくいかないと、誤配膳やトラブルに直結し、店舗の評価を大きく下げるリスクもあります。

とはいえ「英語が苦手なスタッフばかり」「何から手をつければいいかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、飲食店での接客に役立つフレーズをはじめ、英語対応を強化するメリットや対応策を一挙紹介します。英語接客への一歩を踏み出すヒントとして、ぜひ参考にしてください。

※■POINT※

・近年は外国人旅行者が増えており、飲食店の接客で英語対応の悩みが生じている

・英語対応の方法としては、メニュー作成や翻訳機の使用に加え、ツール導入もおすすめ

英語対応で起こりがちな課題と原因

飲食店が抱えている英語対応の悩みを3つ紹介します。自身の店舗でも当てはまる項目がないか、チェックしてみましょう。

注文を正しく聞き取れず、トラブルになる

観光庁の調査(令和6年度)では、飲食店を中心に英語が通じず苦労したと回答した外国人旅行者の割合が15.1%*1となっています。とくに注文時の聞き取りミスは、誤った料理の提供や追加料金の発生など、直接的なトラブルの原因になります。

例えば「no onion(玉ねぎ抜き)」を聞き逃せば、宗教や健康上の理由で食べられない客に提供してしまうリスクもあります。こうした誤解を防ぐためにも、基本的な注文フレーズの習得と聞き取りやすい環境づくりが不可欠です。

*1出典:観光庁「訪日外国人旅行者の受入環境に関する調査を実施しました(2025年)」

柔軟なサービス提供がしにくい

言葉の壁があると、細かな要望への対応が難しくなり、「融通が利かない店」と思われることがあります。たとえば「子ども用カトラリーの有無」や「ベジタリアン対応の可否」など、外国人客からの問い合わせは多岐にわたります。

こうした場面で柔軟に対応するには、よくある質問を整理したフローや、簡単な英語フレーズの準備が有効です。スタッフの負担を減らしつつ、ホスピタリティの向上にもつながります。

説明が不十分でクレームや不信感を招く

日本の食文化やマナーに対する説明が不足すると、来店客に不安を与えてしまいます。特に次のようなケースは注意が必要です。

  • 食材の説明不足:豚肉やアルコールを含む調味料の使用など、宗教的にNGな食材の説明がない

  • 提供スタイルの違い:取り分けが必要な鍋料理、混ぜる前提の丼ものなどの説明がない

  • 接客マナーの認識違い:日本独自のサービスに驚きや戸惑いを覚える客も多い

文化的な背景を理解したうえで、必要な情報を簡潔に伝えられる英語表現をあらかじめ用意しておくことが、トラブル回避につながります。

飲食店で英語への対応を強化する3つのメリット

飲食店で英語対応を強化すれば、以下3つのメリットが得られます。

  • 接客スタッフの精神的・業務的負担が軽減される

  • 店舗の評判や売り上げが向上する

  • 新規顧客やリピーターの獲得につながる

接客スタッフの精神的・業務的負担が軽減される

英語対応に関する情報が整理されていれば、スタッフは必要以上に緊張せず、接客や調理に集中できます。例えば以下のような施策が有効です。

  • 英語表記のメニューや案内を設置する

  • よくある質問をまとめた多言語対応のFAQを用意する

  • 翻訳アプリや音声翻訳機を常備する

これらの工夫により、英語が苦手なスタッフでも最低限の対応が可能となり、ストレスや業務量の軽減につながります。

店舗の評判や売り上げが向上する

言語の不安を取り除けば、結果として、以下のようなポジティブな効果が期待できます。

  • SNSや口コミサイトでの高評価・紹介投稿

  • 「また来たい」と感じる再来店率の向上

  • 注文のしやすさによる客単価アップ

また、気分や好みに合わせて自由にメニューを選べるようになるため、外国人顧客による注文数が増加し、売り上げの向上も見込めるでしょう。

新規顧客やリピーターの獲得につながる

英語で情報が伝わる環境は、外国人顧客に安心感を与え、満足度の向上に直結します。SNSや口コミでの好意的な投稿が増えれば、新規顧客の来店やリピーターの定着にもつながります。英語対応のメニューやWebサイトを整備することで、認知度や集客力も強化できます。

【シーン別】飲食店スタッフが今すぐ使える英語フレーズ集

飲食店で使う場面の多い英語フレーズをシーン別に紹介します。接客スタッフに共有し、スムーズに会話できるように練習して英語対応を強化しましょう。

>関連記事:インバウンド接客の基本と効果的な対策|満足度を高めるポイントを徹底解説 

入店時:挨拶・予約の有無を確認する英語

外国人顧客が入店した際に使えるフレーズ

活用シーン

日本語

英語

入店時の挨拶

おはようございます

Good morning

こんにちは

Good afternoon

こんばんは

Good evening

人数の確認

何名様でしょうか?

How many people in your group?

予約の確認

ご予約は頂いていますか?

Do you have a reservation?

ご予約のお名前は?

What name is the reservation under?

少々お待ちください

Just a moment, please

案内時:座席に誘導する英語

座席のリクエスト確認・誘導時に使えるフレーズ

活用シーン

日本語

英語

座席のリクエスト

禁煙席と喫煙席、どちらにいたしますか?

Would you like a smoking seat or a non-smoking seat?

テーブルとカウンター、どちらにいたしますか?

Would you like a table or counter?

お席のご希望はありますか?

Do you have any seating preferences?

座席状況の説明

申し訳ございません。ただいま満席です。

I’m sorry, but we are full right now

待ち時間は20分ほどになります。

It’s going to be about 20 minutes wait

お席がご用意でき次第、すぐにお知らせいたします

I’ll let you know as soon as your table is ready

座席案内

お席の準備ができました

Your table is ready

お席にご案内します

Please follow me/This way please

お好きな席にお座りください

Please have a seat anywhere you like

注文時:おすすめ・確認・制限事項を伝える英語

座席案内後、料理・ドリンクの説明やオーダー対応に使えるフレーズ

活用シーン

日本語

英語

メニューの説明

本日はお越しくださいましてありがとうございます

Thank you for coming today

こちらがメニューになります

Here is the menu

本日のおすすめはこちらです

Today's recommendation is this dish

お決まりになりましたらお知らせください

Please let me know when you are ready to order

注文の聞き取り

ご注文はお決まりでしょうか?

May I take your order?

何かお飲み物はいかがでしょうか?

May I get you anything to drink?

申し訳ありません、こちらは本日終わってしまっております

Sorry, we’ve stopped serving this for today

ご注文内容を繰り返します

Let me repeat your order

ご注文は以上でよろしいでしょうか?

Is that everything for now?

提供時:料理の説明・追加注文を促す英語

料理を提供する際などに役立つフレーズ

活用シーン

日本語

英語

料理やドリンクの提供

お待たせいたしました、こちらがご注文の~です

Thank you for waiting. This is the ~.

ご注文の品はすべて揃いましたか?

Have you got everything you ordered?

(何か)必要なものはありますか?

Do you need anything?

食後にデザートをお持ちします

Dessert will be served after food

ごゆっくりお召し上がりください

Enjoy your meal.

会計時:お支払い・退店時にやりとりする英語

金額の提示や支払方法の説明などの会計対応に役立つフレーズと退店時の挨拶

活用シーン

日本語

英語

ラストオーダー後の説明

お会計はレジでお願いします

Please pay at the cash register

お会計はテーブルでお願いします

Please pay at your table

お会計の際には、こちらのバインダーをレジまでお持ちください

When you're ready, please take this binder to the register

会計対応

お会計は別々でお支払いしますか?

Will you be paying separately?

お会計は5,000円です

That will be 5,000 yen.

現金とクレジットカードどちらでお支払いしますか?

Would you like to pay by cash or credit card?

お支払いはどのようになさいますか?

How will you be paying?

このクレジットカードは使えません。

We're sorry, we do not accept this credit card.

退店時の挨拶

またのご利用をお待ちしております、ありがとうございました

Please come again. Thank you very much

ありがとうございました、良い1日を!

Thank you. Have a good day!

英語圏の文化・宗教への配慮が必要な場面とは?

英語圏ではキリスト教をはじめ、さまざまな宗教が信仰されています。そのため、日本では当たり前の言動がタブーとなったり、不快感を与えたりするおそれがあります。以下の内容をもとに、自身の店舗での接客方法を見直してみましょう。

禁忌食材への無配慮な提案

キリスト教では基本的に食事のタブーはありません。しかし、一部の宗派では肉類や紅茶、コーヒーやカフェイン入りのお茶などを制限しています。また、少数ではありますがユダヤ教やイスラム教などの宗教を信仰している方もいます。さらに、近年アメリカでは禁煙を意識している方も増えているため、座席案内時の配慮が必要です。

事前に飲食・喫煙可能かを確認したうえでサービスの説明・提供をおこないましょう。

身体接触・ジェスチャーのタブー

アメリカでは、特定のジェスチャーが誤解や不快感を与えるおそれがあるため注意しましょう。具体的には以下のとおりです。

ジェスチャーの種類

英語圏での意味

サムズアップ(親指を立てる)

いいね・OK(中東出身者やアジア系アメリカ人にとっては侮辱的な意味となる)

腕を組む

否定的・閉鎖的などのネガティブな印象

ウインク

性的なアプローチに捉えられる可能性がある

手招き(手のひらを下に向ける)

向こうへ行けという意味になる(手のひらを上に向けるのが正解)

相手を指でさす

失礼な印象を与えるため、手のひらを使うと良い

OKサイン

白人至上主義のシンボルと解釈されることがある

裏ピースサイン(手のひらを内側に向ける)

侮辱的な意味になる

握手する

握手を控える方もいる(代わりに笑顔や軽い会釈で対応するのも大切)

近い距離で会話する

近すぎると不快感を与えてしまう(約1メートルのパーソナルスペースを保つのが大切)

アルコールの強要

キリスト教の一部宗派では、アルコールを摂取すると決断力の低下や認知のゆがみを引き起こすとして、飲酒を控えるように勧めています。アルコールドリンクが当店の人気・おすすめメニューであっても、飲酒可能か事前に聞いたうえで提案しましょう。

英語が苦手なスタッフでもできる!スムーズな接客の工夫

飲食店の接客で使える英語フレーズを覚えていても、いざとなると言葉が出なかったり、臨機応変な対応ができなかったりと、悩みを抱えるスタッフがいるかもしれません。そんなときにおすすめの対策を4つ紹介します。

英語表記のメニューや看板を作成する

英語表記のメニューを作成し、価格や食べ方、食材・アレルギーに関する説明をあらかじめ記載すれば、スタッフの負担軽減やトラブル防止につながります。また、各メニューの写真を用意して番号をつければ指差し注文ができるようになり、聞き間違いも防げます。

> 関連記事:メニュー翻訳はインバウンド対策に必須!役立つツールや上手に活用するポイントを解説 

イラストやジェスチャーを用いて説明する

ピクトグラムなど、誰もが分かるようなイラストを使って説明すれば、言葉が通じなくても視覚的に意図を伝えられます。店舗の看板や外壁、店内の目立つ場所などに、クレジットカード利用の可否や禁煙・喫煙といった店内のルールなどをイラストで表示しておくと良いでしょう。

また座席案内や注文の聞き取りなど、直接コミュニケーションをとる場面では、ジェスチャーも効果的です。ただし先述したとおり、日本と海外ではジェスチャーの意味合いが異なるため注意しましょう。

コミュニケーションシートを作成する

各都道府県の行政や国土交通省は、接客時に必要なフレーズをまとめた「コミュニケーションシート」を配布しています。外国人顧客との会話で使用できるよう、事前にスタッフへ共有すれば、英語が苦手なスタッフでもスムーズなやり取りが可能です。

入店時や着席時、注文時や会計時などシーン別で主要フレーズが書かれています。店内のルールや食事方法など別途説明が必要なら、店舗に合わせて内容をアレンジしましょう。

音声ペンやタブレットなどの指差し会話支援ツールを導入する

オリジナル指差し会話シートを作成し、音声ペンやタブレットなどのデバイスと併用するのも有効です。飲食店ならではの主要フレーズと対応する音声ペンを用意すれば、接客業務はもちろんスタッフの語学教育にも役立てられます。

翻訳機やアプリを活用する

ハンディタイプの翻訳機やアプリを活用するのもおすすめです。その場で会話を聞き取り翻訳できるツールがあれば、さまざまなシーンで柔軟に対応できます。操作を覚えれば接客スタッフ全員が円滑なコミュニケーションをとれるため、均質なサービス提供が可能です。

多言語対応の予約・問い合わせシステムに刷新する

外国人顧客が来店した際に接客スタッフの負担を軽減するには、自国語にて予約・問い合わせできるシステムに刷新するのも大切です。外国人顧客の安心や信頼、満足度向上はもちろん、スタッフのミス防止や回転率の向上にもつながります。

加えて、SNSやホームページにてメニュー・注意事項などを英語表記で記載すれば、来店時の誤解やトラブル防止につながります。ただし、作業には多くの時間・手間がかかってしまうため、多言語対応の機能を備えた店舗管理ツールを導入するのがおすすめです。

> 関連記事:インバウンド成功の鍵は「多言語対応」── 宿泊・飲食施設が今すぐ始めるべき理由と実践ロードマップ 

FAQ:よくある質問と切り返し例

最後に、飲食店でよく聞かれる質問と答え方の一例を紹介します。スタッフに共有したり、コミュニケーションシートに記載したりして、接客業務に役立ててみてください。

日本語

英語

1.

ベジタリアンメニューはありますか?

Do you have vegetarian options?

はい、肉や魚を使っていない料理もございます。こちらのメニューに表示しています。

Yes, we have some dishes without meat or fish. This menu shows them.

2.

この料理は辛いですか?

Is this dish spicy?

少し辛いですが、お好みで辛さを控えることも可能です。

It’s a little spicy, but we can make it milder if you like.

3.

人気メニューはどれですか?

What’s the most popular dish?

1番人気はグリルチキン定食です。とても風味豊かですよ。

Our most popular dish is the grilled chicken set. It’s very flavorful.

4.

クレジットカードは使えますか?

Do you accept credit cards?

はい、Visa、MasterCard、American Expressがご利用いただけます。

Yes, we accept Visa, MasterCard, and American Express.

5.

これはハラール対応ですか?

Is this halal?

申し訳ありませんが、当店ではハラール認証の料理は提供しておりません。

I’m sorry, but we do not offer halal-certified meals.

6.

玉ねぎ抜きにできますか?

Can I get this without onions?

はい、玉ねぎを抜くことは可能です。少々お時間をいただきます。

Yes, we can. Please wait a moment while we prepare it.

7.

トイレはどこですか?

Where is the restroom?

店内奥の左手にございます。

It’s at the back of the restaurant, on the left side.

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    監修者プロフィール

    折川 穣(Jo Orikawa)

    IXYASのCMO。ex-Google。複数のスタートアップにて営業・マーケ・CS組織を立ち上げ、SaaSのAPI連携や販売代理モデルを構築。Microsoftではパートナーと連携し、AI市場の拡大戦略を推進。MAIAの取締役COOを兼務。https://www.linkedin.com/in/jorikawa/

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